ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

続・オリーブの木

2014年09月16日 | 自然

Olieve2  先にわが家のベランダに、とうとう「ミッション」という名のオリーブの木が来たことを書いた。朝起きて、東のベランダに光が当たっている中、オリーブの木を観るのは楽しい。この年になって、はじめて愛でる木を得た、そんな感じである。

 第一に美しい。何とも言えない少し肉厚の葉とその形、緑の色。樹形のたおやかさ。特に日光面に当たる上部がキラキラ光っていているのがよい。


Olieve1  第二に、ふつう葉は、貪欲に日光面に向かって光を奪い合うように広げるものだが、オリーブはそうではない。地中海という強い日光と乾燥の地で生まれ育ったせいか、たとえて言えば柳の風情である。写真のように、横に広げず、柳と反対に、葉を空に向けているだけだ。

 たまらず葉に触ると、実に気持ちよく、癒やされる感じがする。


 第三に、聖書の箇所を思い出す。食用、調理などのオイルにはもちろん、燈火などの聖書の各シーンに登場する。聖書にはないが、1日に何度もシャワーを浴びる時、オリーブ石けんは肌にやさしく、気に入っている。何よりも前回も書いたように、ノアの大洪水の折に、全世界を覆う災難から回復された<希望のしるし>でもある。   ケパ

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