今日は午前中にドルカスが実家に一泊止まりの所用でお出かけ。バタバタと荷物づくりをしていると、これをコールが見逃すはずがない。「ねえ、ねえ、どこへ行くの?どのぐらいで帰って来るの?」とつきまとう。新幹線の時刻が迫って忙しいので、構わないとよけいだだをこねる。どこかの家庭でのやりとりとよく似ている。
さてドルカスが出かけ、私も2、3時間ずつ家を空けて帰ってみると、コールが妙に甘えだしてきた。放っておくと、甘え噛みするので仕方ない、抱っこしてすりすりしてやったり、カゴに入れてブランコのように振り回してご機嫌をとるのだが、どうもドルカスが居ないという状態が「落ち着かない」らしい。平静があまり長続きしないのだ。う~ん、口惜しいが、コールはドルカスが一番のようだ。
それにしてももしコールが居なかったら、なんと家の中はつまらないのだろう、と感じる。「一匹の猫」という存在が、無人の家(ハウス)を変えてホーム(居場所)にしてくれている。
玄関先で私の帰りを待ち受け、「腹がへってるよ、早く餌を出して!」といつものように催促し、ドルカスが居ない分、普段以上に「ボクと関われ」と求めて来る。求められ、必要とされることが、大切なのだ。
コールがドルカスが居ない孤独を少しなぐさめてくれ、張り合いを生んでくれる。人とともに生きる動物、人がいなければ生きて行けない動物、犬・猫・牛・馬・豚・羊などは、神が人のために、ちゃんと創造して備えてくださったものなのだ。動物には動物に託された使命がある。コールはりっぱに果たしてくれている。ただ、噛むのだけは止めてくれ!
写真上は、人間ウォッチャー時のコールで、下はママ好き好きのコール ケパ
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