カプチーノノート cappuccino note

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「夜光虫」を読む

2018-03-29 | 本を読む

溝正史全集2に収録。

「仮面劇場」を読み終わった後、残りの収録作品を読みました。

その中で「夜光虫」がおもしろかったです。

人面瘡を持つ美少年白魚鱗次郎、しゃべることができない美少女志摩琴絵。

二人が両国の川開きの花火大会が開かれる中、納涼船で出逢います。

鱗次郎は警察に追われる身、琴絵はさらわれて座敷牢にとじ込められます。

で、由利先生と三津木俊助が出てきます。

でも、推理小説ではありません。冒険小説と言った方が近いです。

サーカスのライオンが逃げ出して、ピストルを手に由利先生と三津木がライオンを追いかけるシーンなんて、どこの国のお話でしょう。

昭和11年のお話なので探偵や新聞記者がピストルを持つのは普通なのかな?

とにかく場面展開が早くて、あれよあれよと話が進んでいきます。

隠された財宝をねらっていた悪人は時計塔の仕掛けによって殺されてしまうし、まるで「カリオストロの城」みたいなお話です。


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