これはまさに「男はつらいよ」のアナザーストーリーとして見ると楽しい映画でした。
こんな見方したら怒られそうですが、松竹にもそういうねらいはあったでしょうね。
「男はつらいよ」の出演者が次々と出てきました。とら屋の裏の印刷工場の工員の人も出てました。
そしてお金がかかっていることがよくわかる映画でした。
なんといっても、冒頭から出てくる落ち武者軍団のキャストのすごいこと。
今見るとびっくり、田中邦衛さんやら夏八木勲さんやらが生首になっています。
この落ち武者エピソードだけで1億くらい製作費がかかっていそうです。さすが大作。
そして金田一耕助役の渥美清さんが画面に出てくるだけで、映画の世界が暖かくなるのが不思議です。
渥美さんの特集番組で、金田一耕助が出た瞬間、観客がくすくすしたというのがよくわかりました。
渥美さんだけこの映画の中で異質なのです。
しかも、現代劇になっているため服装も今のかっこうなので、寅さんっぽいのです。
といって、戦後すぐの設定で渥美さんが着物にはかま姿だったら、もっと笑われてしまったのかもしれません。
子どもの頃はテレビで見た「八つ墓村」の宣伝が怖かったのですが、さすがにおっさんになると連続殺人シーンもふつうに見ることができました。
女優陣は中野良子さん、山本陽子さん、小川真由美さんでしたが、ヒロインが多すぎて見せ場が分散してしまったようです。
原作がどうだったかとても気になるので、今度読んでみます。
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