ドラマの中で新(チータ)がいきなり歌いだしたり、番組の最後に主題歌を歌ったり…これはまるで「時をかける少女」ではないか。
いや逆ですね。
原田知世さんの「時をかける少女」はまさに「ありがとう」なんですねー。
だから見ていてなつかしさを覚え、胸がきゅんとなったんだなーとしみじみ思いました。
それほど「ありがとう」の世界は私にしみ込んでいたんでしょう。
そして「キャンディキャンディ」だって「ありがとう」だったなーと思いました。
美しくはないけれど、元気でかわいいヒロインがなぜか美男子にもててしまう。
新が看護師でキャンディも看護師なのは関係ないでしょうけれど…。
ついに海外ロケですかー。
台湾の羅東県ってどこ?と思ったら東海岸でした。
どこへ行っても、パターンは同じというのは「男はつらいよ」化していますねー。
台湾の食堂で漢字メニューで注文って私には無理です。
でも、今度香港行くし、予習しなくちゃ。
何てことないのにおもしろいのは、出てくる俳優がすべてキャラが立っているからでしょう。
みなさん、鬼籍に入ってしまった方が多いのですが、名優ばかりです。
今回も登場人物がいきなり歌い出すのがすごかったです。
水前寺さん、佐良さんが歌うのは納得できますが、大空さんまで歌うとは意外な展開です。
まーパワフルなドラマです。
また、いつか見たような展開。
しかし、浅野温子さんが出てきて急に画面がキラキラしてきたのにはびっくり。
さすがにドラマがメジャーになってメジャーな女優も出演するようになったのですねー。
こうなったら、これからどんな女優が出てくるのかが楽しみになるのかな。
「ありがとう」第2シーズンがBS12で放送開始となりました。
CSTBSチャンネルでいつ再放送するのかと思っていたら、BSで放送するとは意外でした。
水前寺さんが看護婦さんのシリーズで、以前最終回を見そこなって悔いが残ったドラマなので今回はしっかり録画して見逃さないようにしようと思います。
「美女の誕生」が終わってちょうどよいタイミングでした。
第1回を見ると古さを感じさせない、かえって新鮮な感じがします。
このドラマを見ると「こころ」のしゅうまい定食が食べたくなります。
いよいよ始まりました。
このデジャヴュー(既視感)は何なんでしょう。
いつか見たような、もう完全パターン化されている展開です。
そして、焼き肉屋のおかみさんが西尾さんだったのが時を感じさせてくれました。
かつては子役だったのにー、すっかりおばさんを演じていました。
10話は泣けました。
泣きながら、私もミタさんのように病んでいるんだなーと思いました。
人はだれでも(絶望しても)自分の物語を語りたいものなのです。
その物語を人に話すことが希望への第一歩なのです。
11話の最終話はとても上手にまとまっていて感心しました。
これしかない、パズルがぴったりはまるような感じ。
子どもたちにお母さんと家政婦は違うことをわからせ、去っていく。
最後にとびっきりの笑顔を見せて…。
8話でドーンと底、見ていて落ち込むぐらい。
9話がすばらしかったです。
ミタさんを救えるのは子どもたちだけなのです。
初めて感情を爆発させたミタアカリ。
それは新しい人生の始まり。
暗かった松嶋さんの顔が明るくなって、美しく見えてきました。
封印していた夫と息子の幻影は次の段階のきっかけなのでしょう。
すごいドラマですねー。
ミタさんも病んでいますが、それ以上にお父さんが病んでいます。
長谷川博己ってうまいです。
妻からも子どもたちからも逃げて、不倫に走って、子どもたちに迫られた最後の場面で父親になるのも逃げる役なんて、なかなか難しいのにぴったりです。
こんな夫だったら、奥さんも自殺しちゃうかもって思えるようになりました。
「あなたには心がないんですか?」
「そんなもの、どこかになくしました」って言われたら完敗です。もう勝てません。
やっぱり、話題のドラマは見ておいた方がよかったのかな。
おもしろいです。
韓国の子役もすごいですが、日本の子役も負けていません。感心しました。
宣伝でチェ・ジウの家政婦さんのダウンコートとキャップ姿を見ていましたが、松嶋さんのミタさんのまんまだったとはびっくり。
今のところ「ハケンの品格」の家政婦さんバージョンっぽいですが、これからどうなるのかな。