matta

街の散歩…ひとりあるき

婿入りしたイチョウの花粉

2014年05月31日 | 自然
LeicaM8.2/apo-summicron75mm

若いギンナン、雌花の胚珠。
けっこうふくらんだ。

5月上旬、
未来の女房・若いギンナンのもと、
婿入りした花粉はすぐに受粉しない。
ここで三ヶ月間、
食べさせてもらい育てられる。
きっといまがその時期だ。

8月下旬、
育った花粉は、
造卵器にむけ花粉管をのばし、
内部に精子を宿す。
精子を受け入れる造卵器は上方だ。

だから、
花粉管を出た精子は、
上にむかって、
繊毛を駆使し
必死にのぼるだろう。




5月上旬の雌花、上を向いていた

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