matta

街の散歩…ひとりあるき

御幸道

2011年07月15日 | 絵画・彫刻
LeicaM8.2/summicron 35mm 1st

御幸門を入ると右手に、
御幸道(みゆきみち)がのびている。
両わきの苔を直裁に区切る、
真っ直ぐかつ平滑な敷石道だ。

「青黒い小石をまんべんなく、
密に敷きつめ粘土で固め、
やや中高に反りをつけ、
水はけをよくするとともに、
御輿のなめらかな進行を
配慮してのものだろう」
(『桂離宮』(財)伝統文化保存協会)

定規を当てたような直線の先、
土橋をちょっと左に振って、
直線に対する、
変化のアクセントなのだろうか。
この先は御殿御輿寄(みこしよせ)まえの中門だ。

わたしたち一般参観者は、
そちらに向かわず、
土橋手前の敷石道を左に折れた。

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