
四天王。
昨日の蜀山人いわく
「目にミえぬ鬼神ハゑがきやすく
まちかき人物ハゑがく事かたし」
その鬼神にあたり
中腹で須弥山をまもる四天王。
①多聞天…北を護る…手に矛槍と仏塔
②広目天…西を護る…手に筆と巻物
③持国天…東を護る…手に抜き身の刀剣
④増長天…南を護る…手に鉾槍
左ページ■須弥山。
海面に浮かぶ、これが須弥山か
古代インドの世界軸としての聖山
山頂に帝釈天が住み
中腹の東西南北を四天王が護る。
ところで北斎描く須弥
これが聖なる山なのか…?
何も住まない
孤立した岩礁のような…
観念の世界と…現実世界との相克...拍子抜け。
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