Leica SL/Valio-Elmarit 24-90mm f2.8
6海塩官舎早春 劉長卿(709?〜785?)
小邑滄洲吏 小邑滄洲の吏
新年白首翁 新年白首の翁
一官如遠客 一官遠客の如く
一官如遠客 一官遠客の如く
萬事極飄蓬 万事飄蓬を極む
柳色孤城裏 柳色孤城の裏
柳色孤城裏 柳色孤城の裏
鶯聲細雨中 鴬声(おうせい)細雨の中。
羈心早已亂 羈(き)心早(つと)に已(すで)に乱れ
羈心早已亂 羈(き)心早(つと)に已(すで)に乱れ
何事更春風 何事か更に春風あらん。
小邑:小さな町、滄洲:水の青い州浜、白首:白髪頭、一官遠客の如く:部下の官吏も顔見知りが少ない、
飄蓬:雑ぱくなこと、羈心:旅の心
劉長卿■地方官のとき監察使に欺かれて入獄、無実が判明しながら随州の刺吏で終わった。
自分は海辺の小さな町の官吏で
新年を迎えた白髪の翁だ
部下の官吏も顔見知りが少なく
万事に雑ぱくを極める
栁は孤城のうらに緑の芽をふき
鶯が霧雨のなか鳴いている
前々から故郷に帰りたいと心乱れ
さらに春風が吹いて望郷をそそるばかり