goo blog サービス終了のお知らせ 

matta

街の散歩…ひとりあるき

25-26 秀衡の五男 樋爪の五郎 髙衡 怪力 

2025年03月24日 | 絵画・彫刻

藤原秀衡の五男。別名隆衡。秀衡死後4代目となった次兄の泰衡は源義経を討ち、前後して、高衡
を除く弟達(忠衡、通衡、頼衡)を殺害。高衡が義経の首を鎌倉に持参し、和田義盛と梶原景時が
実検した。なお、高衡が泰衡に殺害されなかったのは、高衡が荘司を務めていた本吉荘が外交上重
要な拠点であったことや、泰衡に同調して泰衡派となったことによるか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

24-25和泉の三郎忠衡 義経に代わって討ち死にす

2025年03月23日 | 絵画・彫刻

忠衡は父の遺言どおり義経を大将軍にし頼朝に対抗しようと主張。が、兄の泰衡は、頼朝の圧力に
屈し義経とその妻子・主従を殺害、義経の首を酒に浸して鎌倉へ送り恭順の意を示した。しかし頼
朝は、これまで義経を匿ってきた罪は反逆以上として、泰衡追討の宣旨を求め全国に動員令が出さ
れた。また忠衡自身、義経に同意したとして泰衡によって誅殺されてしまった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

23-24横川の覺氾忠信の戦い最後

2025年03月22日 | 絵画・彫刻

横川の覺氾忠信の戦い最後

佐藤四郎兵衛忠信

横川覚範(よこかわかくはん)、比叡山横川の僧で吉野一の荒法師。頼朝の怒りに触れた源義経が吉野山に
身を隠していると聞き、恩賞に与ろうと、吉野山中を探し源義経を追い詰めるも、源義経に代わる
佐藤忠信と死闘の後に討ち死にす。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

22-23曽我の五郎時致

2025年03月21日 | 絵画・彫刻

曽我の五郎時致(ときむね)

狭き紙中に勇壮の勢いを画き甲冑を
帯して身体の自在なるをしめすをこの
冊の趣意とする 本文に齟齬しあるいは
年歴前後し名乗りに誤り多し□を
高才の君子例の出□にてしかり給ふな  


曾我兄弟の仇討ち・・・曽我五郎時致(ときむね)は弟、兄は同十郎祐成(すけなり)で、
富士野の神野の御旅館に推參致し、工藤左衛門尉祐経を殺戮。その場で兄は駆けつけた仁田忠常に
討たれ、弟は取り押さえられ翌日、尋問を終えた頼朝は時致宥免を提案するも、祐経の子である犬
房丸の訴えにより梟首(きょうしゅ)された。
                                 『曽我物語
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21-22近江の小藤太成家 忠死

2025年03月20日 | 絵画・彫刻

伊東荘を領する工藤祐隆(すけたか)の嫡男であった父・伊東祐家(すけいえ)が早世すると、祖
父・祐隆は後妻の連れ子である継娘が産んだ子(実父は祐隆本人ともされる)である工藤祐継(す
けつぐ)を養子とし、嫡男として本領の伊東荘を与え、同じく養子にした孫の祐親(すけちか)
には次男として河津荘を与えた。嫡孫として約束されたはずだった総領の地位を奪われ
たことに不満を持つ祐親(すけちか)は、祐継の死後にその子・祐経(すけつね)が上京している
間に伊東荘を奪った上、祐経に嫁がせた自身の娘・万劫御前とも離縁させてしまった。
これを恨んだ祐経は、郎党(小藤太成家)に命じて狩りの場にいた祐親(すえちか)を襲撃させ
る。小藤太成家の放った矢は祐親を外れたが、共にいた嫡男・河津祐泰(すけやす)が射殺
され、これがのちに祐親の孫達が起こす仇討ちの原因となる。
『曽我物語』

伊東荘を領する工藤祐隆(すけたか)の嫡男であった父・伊東祐家(すけいえ)が早世すると、祖
父・祐隆は後妻の連れ子である継娘が産んだ子(実父は祐隆本人ともされる)である工藤祐継(す
けつぐ)を養子とし、嫡男として本領の伊東荘を与え、同じく養子にした孫の祐親(すけちか)
には次男として河津荘を与えた。嫡孫として約束されたはずだった総領の地位を奪われ
たことに不満を持つ祐親(すけちか)は、祐継の死後にその子・祐経(すけつね)が上京している
間に伊東荘を奪った上、祐経に嫁がせた自身の娘・万劫御前とも離縁させてしまった。
これを恨んだ祐経は、郎党(小藤太成家)に命じて狩りの場にいた祐親(すえちか)を襲撃させ
る。小藤太成家の放った矢は祐親を外れたが、共にいた嫡男・河津祐泰(すけやす)が射殺
され、これがのちに祐親の孫達が起こす仇討ちの原因となる。
                                 『曽我物語』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする