写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

春の気まま旅 30日目・今年二度目の陸前高田市を訪れて

2016年05月16日 | 車旅紀行
昨日の午後、家内の実家の皆さんが暮らしている仮設住宅を訪れ、夜は久し振りの歓談を楽しみました。
今日は陸前高田市の復興状況を見て歩いたが、3ヶ月前にも訪れているので、あまり進展の変化は読み取れませんでした。
陸前高田市では東日本大震災の遺構として4つの建物が保存されていますが、その内の一つである「道の駅・高田松原」を訊ねました。


建物の外観だけ見ると激しく壊れていませんが、内部はがれきが折り重なり津波の怖さと惨状を目の当たりにできます。


駐車場の一角に小さな建屋が有り、中に慰霊碑が収められています。
今も花が絶えることなく飾られ千羽鶴が収められ、被災された方々の悲しみがヒシヒシと伝わってきました。


その隣には復興まちづくり情報館があり、復興の状況や被災前と被災後の写真などが有ります。
津波で倒し折られた高田松原の松の根っこも展示され、津波の力の怖さも実感できます。


外にも津波で折られた松が展示されています。


地震の怖さを後世に伝え残して行く為、この遺構を一度は訪ねて頂きたいと思います。


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2 コメント

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Unknown (kenharu)
2016-05-17 09:57:56
奥様に薦められて、震災後しばらく経ってから、この道の駅に立ち寄りました。既に片付けが進んでいて、道の駅の周りに残っていたのは、背の高いポールのてっぺんに取り付けられた「オカモト」の看板だけでした。
クルマ旅で毎度お世話になっている、道の駅とオカモトの看板だけが残っている風景を見て、心が揺さぶられました。
Unknown (写楽遊湯)
2016-05-17 13:37:47
Kenharuさんへ
被災地を訪れて頂き有り難うございます。
宅地造成後の住民への割り振りも、ほぼ決まりました。
早い地区は1年半後から、遅い地区は2年半後から建築に取り掛かれるようになります。
復興はまだまだ時間が掛かりそうですが、確実に前進しています。

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