茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

七百夜

2010年07月08日 | Weblog
大変久しぶりにパソコンの前に座りました。
台湾、九州と南方の嘉木に遊んで来ました。
たくさんのご縁に感謝です。
たくさんのご親切に本当に感謝です。
皆様、本当に、ありがとうございました。

今日気が付いたのですが、
昨日でブログ通算700夜を数えました。
通算たって、タイトルアップオンリー多くて情けないですが、
7月7日までに
700の夜が織ってきたものは何かなと思いました。

縦の糸が何で
横の糸が何なのか
自分でもはっきりとはわかりませんが、
織るという行為の源には
何か変わらぬ願いがあるように思います。

それは
自分だけの願いではなくて
ずっと昔からたくさんの人が抱いてきた願いのようです。
お茶という葉っぱと向かい合い、
人はそれぞれの時代にどう生きてきたのでしょう。
お茶を淹れながら、
大地や自然や宇宙をどう感じてきたのでしょう。
お茶を飲みながら、
何を喜び、何を願ってきたのでしょう。

もっともっと
茶の葉の声に耳を澄まして、
いろいろな声を掬い上げられるよう、
そして、
その声を待っている人に届けられるよう、
次の一年を過ごしてみたいと思います。
いつか、
トーアン族に素敵な織物がプレゼントできるように。