茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

「茶来未」(ちゃくみ)

2010年02月26日 | Weblog
鎌倉の段葛にはもう桜が咲いていました。
ちょうど、「茶来未」さんの前あたりのひと枝です。
もう数週間もすると、
満開の桜をすぐそこに見下ろして一服できる
ガラス張りの素敵なお茶空間です。

「ちゃくみ」という音を聞いた時は、
「茶汲み」かな?
いや、もう少しおしゃれに「茶組」だな
などと思いましたが、
いろいろなコンセプトにあるのだそうです。
「茶来未」の名は深いです。

茶の苦味、渋味、甘味という特性を
最上の組み合わせに仕上げる匠の技であるところの
茶匠(ちゃくみ)。
その醍醐味の一端が体験できるように、
カウンターに並ぶ数種類の茶葉とハーブから、
自分で選んでその時だけのオリジナルマイティーを
淹れることができます。

また、定期的にお茶の講座を開催していて、
お茶の効能やおいしい淹れ方などを
身につけることもできます。
日々お茶のある生活をして
健康で美しくなっていこうというところの
茶求美(ちゃくみ)。

和の文化を大事にしたお道具組やマナー、
日常のお茶を意識した手軽さ、
双方を意識して未来のお茶を提案する
日本茶専門店です。
カウンター席は5名。
大勢でワイワイと立ち寄る喫茶店ではなく、
ゆったりとお茶と向かい合いたい時、
お茶をじっくり選んで持ち帰りたい時、
そんな時に立ち寄るとよいようです。