七十二候の東風解凍に続くのが
「黄鶯けんかんす」なのですが、
変換ができませぬ・・・。
(目偏に見)と(目偏に完)で、
「声の美しい様」を表すそうです。
うぐいす初鳴き前線を見ると、
このあたりは今月末あたりです。
今のところは
甘~いうぐいす餅を堪能しておきましょう。
画像は吉祥寺虎屋さんのうぐいす餅。
あまりに見事な鶯振りに感動し、
その夜、
白玉粉を練り練り。
されど、いじればいじるほど
鶯から遠ざかっていくばかり・・・。
この何気ないひねり、
ちょっと違うだけで
きみどり猪子もち。
デスラー。
この吉祥寺虎屋さんのうぐいす餅が、
では、鶯に似ているのかと言えば、
本物の鶯は
とりあえずもう少しメリハリがあるわけで、
でも、これは一目で鶯だとわかりますし、
さすが和菓子職人さんです。
先日、
茶筅通しのお仕舞いの手について
どうしてまた一度上げて一回り見るのか
ということを書きましたが、
中学生にお稽古をつけておいでという
先生が素敵なことをおっしゃいました。
「しゃばしゃばして
すぐにさっと上げてしまうのでは
美しくないじゃない?
間というのが日本の文化の素敵なところだから
なんとなく
ひと間あるときれいでしょ。」
なんとなくそう思うのよという先生の声は美しく、
お茶と誠実に相対してきている自信に満ちていました。
まだ寒いけど、もうなんとなく春ですし、
鶯餅もなんとなく鶯ですし、
私たちはたくさんのなんとなくの中で生きているのですね。
「黄鶯けんかんす」なのですが、
変換ができませぬ・・・。
(目偏に見)と(目偏に完)で、
「声の美しい様」を表すそうです。
うぐいす初鳴き前線を見ると、
このあたりは今月末あたりです。
今のところは
甘~いうぐいす餅を堪能しておきましょう。
画像は吉祥寺虎屋さんのうぐいす餅。
あまりに見事な鶯振りに感動し、
その夜、
白玉粉を練り練り。
されど、いじればいじるほど
鶯から遠ざかっていくばかり・・・。
この何気ないひねり、
ちょっと違うだけで
きみどり猪子もち。
デスラー。
この吉祥寺虎屋さんのうぐいす餅が、
では、鶯に似ているのかと言えば、
本物の鶯は
とりあえずもう少しメリハリがあるわけで、
でも、これは一目で鶯だとわかりますし、
さすが和菓子職人さんです。
先日、
茶筅通しのお仕舞いの手について
どうしてまた一度上げて一回り見るのか
ということを書きましたが、
中学生にお稽古をつけておいでという
先生が素敵なことをおっしゃいました。
「しゃばしゃばして
すぐにさっと上げてしまうのでは
美しくないじゃない?
間というのが日本の文化の素敵なところだから
なんとなく
ひと間あるときれいでしょ。」
なんとなくそう思うのよという先生の声は美しく、
お茶と誠実に相対してきている自信に満ちていました。
まだ寒いけど、もうなんとなく春ですし、
鶯餅もなんとなく鶯ですし、
私たちはたくさんのなんとなくの中で生きているのですね。