東京大阪ラプソディー

私が生まれ育った故郷「東京」の友人たちへ、また私の「大阪」での生活を知る心優しき人たちに、徒然なるままに綴っています。

備前岡山の地酒を楽しむ・・・

2010-02-11 15:28:05 | 日記
 最近は旅先でも美味しそうな地酒を探してみるというのが楽しみの一つになった。
色々な種類のものを試して飲むことができないので、箱に書いてあるうん蓄の塊のような能書きを読んでみたり、店の人に聞いたりして選ぶことにしている。

今回の岡山への旅行でチョイスして買ってきたのは・・・
室町酒造の【櫻室町 備前幻】(びぜんまぼろし)という精米歩合58%の純米吟醸だ。

江戸時代の昔から備前赤磐(あかいわ)郡一帯で生産されるようになり、備前雄町(びぜんおまち)と呼ばれている酒米。。明治末から昭和にかけて酒造好適種として全国に供給され、雄町米を使用せずには品評会で上位入賞することはできないと言われていた。
しかし化学肥料を嫌い、栽培も手作りと評されるほど手間のかかる品種の為に農業の近代化が進むにつれて栽培面積が減り、収穫量は微々たるものに…西の横綱、幻の酒米と言われる所以である。この米を100%使用した「備前幻」。。。
ふくらみのある味と仄かな吟醸香がバランスよい辛口のお酒。私の好きなタイプのお酒である。仕込み水は名水百選「雄町の冷泉」。現地価格は720mlで1,365円。。。

下津井漁港の土産屋で買ったイカの干物をアテに一杯…
この駄菓子みたいなゲソがまたうまい!!高血圧には良くないだろうが、昔からうまい食べ物は体に悪いと相場が決まっている。。。4合なんてあっという間になくなっちゃうか??(笑)