東京大阪ラプソディー

私が生まれ育った故郷「東京」の友人たちへ、また私の「大阪」での生活を知る心優しき人たちに、徒然なるままに綴っています。

変貌しても魅力的な・・・

2011-06-29 22:01:33 | 日記
あ~ぁ、日曜日のささやかな楽しみだった『JIN・仁』も終わっちゃったな~

解釈は色々あるようで作者の意図も分かったような分からんような・・・
TVドラマだから人それぞれに考えたらいいわけだけど、実際にこんな感じで幕末を迎えた人々も必ずいることやろな~と、
単純に人間ドラマとしても十分楽しんだ。。。

滝先生が野戦病院で勝海舟に言い放った「収まらぬものを治めるのが政(まつりごと)であろう!」
まったくどこかの首相に聞かせてやりたい。

今まで丁髷の似合う俳優ナンバーワンは東山紀之と思っていたが、、
今ではすっかり京太郎役の小出恵介と思っている(笑)


最終回にやった新政府軍と徳川側の上野戦争は実際にあったわけで、私が子どもの時によく行った上野動物園や博物館、
学生の頃、学園祭に出かけた芸大のある緑豊かなあの高台、、、
平和のシンボルである鳩が飛び交うあの西郷隆盛の銅像が建つ場所で大勢の同胞が血を流したとは、、、
彰義隊のことは知っていたが、もう私らの世代でさえ今では知る人ぞ知ることなのだろう。

東京はあの時代のずっと前から日本の中枢だった。
△霞ヶ関にあった黒田邸が利用された最初の外務省
▽現在の外務省・・・


▽明治5年の日本橋、、、

           ▽大正7年の日本橋。。。
           
そして首都高速に跨れて空が見えなくなった現在の日本橋…


私は自分の故郷というからではなく、東京は客観的に皇居を中心にした世界に誇れる美しい街並みだと思う。
何気なく歩いていた街や辻が実は歴史的に多くの物語を内包した場所であったり、、、
もっと歴史を勉強しておけばよかったな~。今からでも遅くはないか、、色々探索に出かけたいわ~(笑)誰か付き合って!

歴史に翻弄されながらも焼け野原になりながらも、日々変貌する東京は日本で一番魅力溢れる街だと思う。




お礼参りに行く

2011-06-28 13:33:58 | 日記
 昨年、私の入院に際しては多くの方々からお見舞をいただき、今でも本当に感謝の気持ちで一杯だ。
家族や友人たちに励まされながら、人間は決して1人では生きていられないことに気付かされた。。。

「お守り」や「ご祈祷のお札」などもたくさん頂戴し、今日もまだ家に祀っている状態だ。

4月に術後1年が経過し、先月には無事に抗がん剤治療も終わって一区切りを迎えた今、少しずつ足を運べる場所だけでも
「お礼参り」をしていきたいと思っていた。。。近いところから是非と考えていたところだった。

区内S地区にあるJ院というところの檀家さんがウチのお客さんで、個人的にも仲良くさせてもらっているのが
花屋さんのMさんとYさん。。。
2人とも主婦だがヘビースモーカーなのでウチに隠れてタバコを吸いに来店してくれる…(笑)
彼女たちからは「手術前にベッドでご開帳してから手術に臨むように」と、高野山の巻物のお守りをいただいた。。。 

自転車で10分もかからないJ院へ、、、そのMさんに連れられて初めて訪ねることになった。
まずは桐の小箱に入った巻物を摩利支天様の前にお返しした。
ちなみに、、、摩利支天は
「隠身の神通力があってその姿が見えないので、敵に縛られず捉えられずに害を成すものを消し去る」…そうだ。
つまり!ステルス戦闘機のようにレーダーに姿を晒さず敵を攻撃するようなモノか??

いかに、傷を負わずに勝利するか?
それは戦国武士にとっても至上命題だったはずで、楠正成や毛利元就など多くの戦国武将に好かれた。
ただ、勝つだけでなく、「無傷」で勝てそうな、摩利支天が信仰されたんでしょう…多分。
う~ん、、、戦国武士もかなり現金だったんやな~(笑)
                     
現代にも通じる摩利支天様の御利益は…
害されることなく
だまされず
財を取られることもなく
罰せられることも
怨まれることもない…という超ありがたいお力があるようだ。
見方によれば、、、ちょっと消極的な感じもするのだが、私もファンになってしまいそう!(笑) 


お茶などもお出しいただき、私はほんの気持ちだけの『御礼』をご住職に手渡す。
経過などをお伝えすると、ざっくばらんな笑顔のそのご住職は満面の笑みをたたえながら、
「過去のことを悔やむことなく、今が一番幸せと思って日々お過ごし下さい」
「笑って過ごせば病も消えうせますよ」といったお話をしてくださった。

外は夕方でも30℃以上のムシ暑さだったが、何か心が洗われたようなスカッとした気持ちになりJ院を後にした。

最後のご奉公・・・

2011-06-27 22:28:56 | 日記
昨夜は今春の統一地方選に関して、後援会最終の選対解散式だった。
早めに会場に行って進行役のT幹事長と打ち合わせを行う。  

先日自民党支部総会をやった中華飯店『D北京』に約60人の幹部世話人が一堂に会しての宴席は慰労会の意味合いが強い。
例によって君が代斉唱で開会する・・・
M後援会会長、O女性部長、T選対本部長がお礼の挨拶に立ち、四年後もこのメンバーで選挙戦に邁進する事を誓う。

大阪市会常任委員会の某委員長にも就任したN先生を囲み万歳三唱…
これで今春行われた選挙の諸々はめでたく幕を閉じることとなったともいえる。。。
私もやっと肩の荷が下りた、、、

しかし、そんな感慨に1人胸を撫で下ろしているのは、これまで一番苦労をされたY出納長かもしれない。。。
出納長のYさんが仕切っていた金銭関係は今回ちょっとした問題が発生し、、、
今までにない手間をおかけしていたようだが(Yさんが何度も選管に足を運ばれて先々週やっとクリア!)、
ようやく店仕舞いと相成ったようだ。。。本当にお疲れ様でした。

後援会本部幹事長もお勤めになったYさんは今回の選挙が最後のご奉公とハナから決めて臨んでいらっしゃったが、
厳しい選挙戦も無事勝ち上がり、秋の澄み渡った空のような心境でこれからは後援会を見守って下さる立場になられるつもりだ。

強い決意で第一線を引かれると公言されていたYさんだが、N先生をはじめ、引きとめられるものならという考えもなかなか根強いものがある。それだけYさんに頼ってきたわけだ。
私も間に立って何とか注進してくれとも言われたが、、、、、、
しかし、これまで物心両面で十分以上の貢献をされてきたYさんには、これからはのんびりと人生を送って欲しいと思う。
選挙や後援会活動は体も精神にも過酷な面が多々あることを私自身、身をもって知っているだけに・・・

これまで本当に親しくしていただき、直に薫陶を受けた1人なのでYさんが後援会執行部から去るのは
一抹の寂しさがあるが、、、これでいいのだと私は言い聞かせている。

何事も引き際というのは難しく、時には醜いこともあるが、私にもいつの日か必ず訪れる「引退」の際には・・・
このYさんを見習っていこうと思う。。。

『どうか、お元気で末永く奥様と時の移ろいに身を委ねて、思う存分のことをしてお過ごしください!』
とエールを送らせてもらいましょう。。。

再会でグッと親交を深める・・・

2011-06-26 15:54:41 | 日記
 昨日は予定どおり神戸から息子夫婦と嫁のご両親が徳島のY市から我が家を訪ねてきてくれた。

それぞれクルマでやって来て阪神高速のH坂出口付近で11時半に待ち合わせて一緒にくるはずが・・・
息子夫婦のクルマは当て逃げされ警察沙汰に!
リアのウインカーにヒビが入っただけで怪我も無く済んだのは不幸中の幸いだったが、待ち合わせの時間には
間に合わず、、、ご両親だけが11時前には先に到着された。

土曜のモーニングタイムでごった返している店内でしばらくお待ちいただくことになって申し訳なかったが…
まずはお店で涼んでもらい炭火焙煎のアイスコーヒーを、、、
地元のお土産(鳴門ワカメ・ビワ・すだち・ポン酢・そば等、徳島産の山海の幸)をたくさんいただく。。。謝々!!
店も一段落し汗も引いたところで二階の和室へ家内がご案内。

京橋の『Uの花』を一時半に予約しているので少し寛いでいただくことにする。
少しまわってから息子夫婦が到着、、、事故の様子も大したことなく、元気な顔をみせてくれてホッとした。

2月の挙式の写真を見ながらあの日の感動を語り合い、親類の話題や徳島の物産、阿波踊りや
ご夫婦で趣味のゴルフのことなど話は尽きない。。。
本当に気さくなご両親でよかったわ~(笑)

家から地下鉄駅までは1分。ご両親はもう十年くらい電車に乗ったことが無いというので地下鉄で隣のK駅まで・・・
『Uの花』は豆腐料理の専門店だ。ヘルシー指向を受けて大盛況のようだ。
土日は早めに予約をいれないと部屋が取れないので2週間前に6人で予約を入れたが、
1日(半日)遅れだったらアウトだったろう。
▼写真は4人部屋のようだが…ここに6人、、、まぁなんとか座れた。。。

小鉢
季節のお浸し
湯葉煮
茶碗蒸し
季節のお造り
特製かにしゅうまい
おしのぎ
引き上げ湯葉
生麩田楽
湯葉揚げ
選択料理
汁物
飯物
香の物
デザート

料理は好評だった。お母さんも喜んでくださった。。。

シングルの腕前のお父さんは明日も地元Sカントリークラブでマッチプレイの試合がある(もう今頃は順位決定しているか)。
勝っても負けても2ラウンド(タフだ!)!
お酒もまったく嗜まず、ナマモノも口にしないのだが、決してストイックというのでも嫌味でもなく、
宴席も嫌いではないようだし、60を少し過ぎた年齢ながら真っ黒に日焼けした顔は精悍そのものだ。
まるで私と正反対のような方だが、すっかり気心が通じて今日の再会は両家にとってとても有意義であった。

夕方、ご両親とは次回は徳島での再会を約束し、神戸に住む嫁の姉夫婦の所にも少し立ち寄りながら徳島へ帰られた。

晩は親子4人で食事をしたりカラオケを楽しんだりして過ごす・・・
今晩、息子夫婦はウチで泊まっていくので思う存分一緒に遊べる。。。

もっと近所に住んでいたらな~と思うが、たまにでもこんな時間を満喫できるのだから
贅沢を言ってはいけないと自戒。。。
徳島にもとてもフレンドリーな家族ができたことを実感したし、メデタシ、メデタシの1日であった。

トロピカルのフレグランスが効く・・・??

2011-06-23 15:17:02 | 日記
暑い・・・暑すぎるで大阪は。。。

今からこんなんじゃ真夏はどうすりゃいいのか?省エネじゃ節電じゃ言うが体を壊したら何にもならんし…。。。
しかし昭和45年、山手線で「冷房車」が導入された頃は・・・
ツイてなければクーラーの入った電車に乗ることもできなかったのだから、、、我々の世代はまだ恵まれていると思う。

息子夫婦からは新婚旅行のハワイ土産にいろんなモノをもらったが、その中の一つがこれだ(笑) 「Oils of Aloha」、、、ハワイのフレグランス・オイルである。

フルーツの甘い香り、トロピカルな花の香りがなんともいえず、海外のリゾート施設にいるような気分にさせてくれる。。
『パラダイス・フレグランス』と書いてある通り、ズバリ!?勤労意欲を低下させる香りだ(笑)
こんな香りを嗅いで暮らしているから、南国の男はあんまり仕事しないのだ。。。
気だるい夏の昼下がり、かすかに聞こえる潮騒を子守唄にシェスタ…そんな羨ましい状況を想像してしまう~

今日の大阪の最高気温は31度オーバー、、もう真夏の気温?
いやいや大阪の暑さは異常だ。全然こんなもんとちゃうかったな~。。
熱帯雨林のような気候でGDPも下がりっぱなしになるくらい(笑)

それを思うと今から暑い!暑い!と言ってられないわけだが、そんな時、このトロピカルローションをひと塗り…
嗅覚が脳に休憩を命じる。でも結局この香りは『暑さも素直に受け入れて』ということだろう。。
「さぁ、休憩の後は頑張って!」と。。。気分だけでも暑さに寛容になれるから不思議なもんだ。
人間の感覚って錯覚というファジーな一面があるからこういうのを利用しない手はない。


部屋の芳香剤も今は色んな種類があって迷うが、夏はやっぱりトロピカルがいいか(笑)
やっぱり、こっちもアロハである!

近所の花屋で赤い花びらが目を引く「サモアラベンダー」(こちらもやっぱりハワイだね~)という花の鉢植えを買った。
日中は十分に陽にあてて、、、土曜日は部屋に飾ろうと思う。


階段の踊り場にはベランダで育った緑の観葉植物をいくつか置いて…視覚的にも夏の暑さにルーズになれる。


我が家もこうして東西の窓を開ければ、チャモロ人も思わずうたた寝しちゃうかも??
まったく、こっちも昼寝でもしたい気分だ。。。

年半ばの大掃除・・・

2011-06-21 16:28:10 | 日記
 専業主婦の家庭なら掃除・洗濯・料理などは女性の仕事ともいえるが、商売人の家ではみんなが協力してナンボ。
87歳の家内の父親も近所のスーパーに自転車をこいで買い物に行くし、朝、婆ちゃん(爺さんの奥さんやね)に
数種類のフルーツを切って冷蔵庫で冷やしたりしている。。。ごみ捨てだってするし、少しでも伴侶の負担が少なく
なるような習慣が身についているようだ。

かく言う私も、家内ばかりに家事を任せているようなことはしたくないので、爺さんの足元には及ばないものの
できることは自ら進んでやっているつもりだ。

ひっきりなしにお客が訪ねてくるような家であればなんということもないのだろうが、
二階に上がってもらうような人は限られている。
今週末には徳島から息子の嫁の両親が我が家にやって来ることになった。
顔を合わせるのは結婚式以来、4ヶ月ぶりだ。神戸市に住む息子夫婦とウチで合流する。

店や居室の掃除をしたり、買い物をしたり料理屋を予約したりと、、毎日何かしらやることがあって正直な話、落ち着かない。
しかし家の中は片付くし、ついでにトイレや階段や廊下、関係ない自室などの不要なモノを捨てたり
クローゼット内を掃除したりしてキレイさっぱりする。

やりだしたら女性より男性の方が掃除の適性はある。
高いところにも手が届くし力もある。家内に誉められたりするとそれこそ(性格にもよるかな?)
ついつい触らなくてもいいようなところまで手を付けてしまうのが難点か(笑)
店はお昼から休みなのでワックスがけもする。。。
ちょっと疲れてきたので、休憩や~。。。。。。半年振りの大掃除になってしまった。
本や書類などもついでに捨てよう!大きなビニール袋が何個も出る。

すっきりした部屋で久しぶりに皆で和気藹々とした時間を過ごせば、両家の親睦にもなるし晴れやかな気持ちになるだろう。
答礼に徳島へも近々訪ねて行くことになるが、、、阿波踊りの頃には迷惑か?
一度、観てみたい気もする。。。

今日は昼から梅雨明けのようないいい天気で、30℃くらいあるのか暑さも本格的やわ~(暑!!)
さぁ~もうひと頑張りして、第二ダイニングで生でもキューっといったろか~(笑)

父の日に贈り贈られ。。。

2011-06-19 14:47:17 | 日記
 今日は父の日だ。
アメリカではニクソン大統領の頃から祝日に制定されたらしいが、日本ではいまひとつインパクトのない記念日だ。

少なくても私が子どもの頃には「母の日」だけで「父の日」はなかったように思っていたが、、、
1950年代にはそうしたものがアメリカからどっと一気に流れ込んできて、、、知る人ぞ知るだったらしい。
一般的になったのは1980年代から、、、ごく最近のことのようだ。

「母の日」はカーネーションを贈るのが一般的だが、
「父の日」には赤いバラを贈る(今日まで知らなかったが…)らしい。

亡くなった父親には白バラを供えるというのが「父の日」制定に尽力したドット夫人からの‘しきたり’という。

商業主義に乗せられてせっせとプレゼントを贈るのはイヤだと思っていた私も結婚してから30年、
最初は家内に言われて渋々(笑)やっていたが、今ではごく自然に5月は「母の日」、6月は「父の日」として
東京の両親にお祝いをする。

父親には毎年、名前入りの扇子を贈ることにしている。
それまで色々な種類を家内が大阪から宅急便などで送っていたが、ここ数年はリクエストにより、
(あれこれ迷わないでいいように親父の配慮かとも思うが?)扇子一辺倒である。
齢80を超えても歌舞伎やトレッキングを楽しみ、「老いてなお盛ん(笑)」。。。
アクティブで枯れていない親父はそれなりにスゴイな~と思う。。

離れているのでなかなかゆっくり会うこともないのだが、2月の息子の結婚式以来になるので、
ぼちぼち上京しようかな~とも思っている。

子育てが終わってから何十年も生きる生物は少ない。人間はその比率からいえば非常に稀な存在だ。
自分の次の世代(子供)をもうけて種の保存という生物最大の命題をクリアした後、、、
その次の世代(孫)のそのまた次の世代(曾孫)の誕生を見届けてもなお、生き続けるのには、
きっと我々には想像もつかないような使命が進化の過程で生じたのだろう…と思いたい。

そんな私も今年は人の親の親になった…
娘夫婦から「父の日」にプレゼントを貰うような立場になって数年が経ち、、、
今年からは息子夫婦(多分に嫁のHちゃんの配慮とは思うが…)にもお祝いをしてもらい喜びもひとしおである。
子どもに何かしてもらう・・・親として、これはもう理屈抜きに嬉しいものだ。

子どものいない夫婦は自由な時間もたくさんあってそれなりに楽しいことも多かったと思うが、
世の中は足し算、引き算で成り立っているんだな~と幸せを噛みしめている父親が、
私を含めて今日はたくさんいるはずだ。。。めでたし、めでたし、である。

たちあがれ・・・

2011-06-18 17:14:12 | 日記
 大震災の復興関連で、「今こそ立ち上がれ日本!」というの記事の下に小さく・・・
中国明代の大ベストセラー「金瓶梅」にまつわるコラムが掲載されていた。

タイトルの「金瓶梅」は主人公である西門慶と関係をもった潘金蓮、李瓶児、龐春梅の名前から
一文字ずつ取ったものだが、それぞれ金(かね)、酒、色事、を意味するとも言われる。

このブログの読者は健全なる大人ばかりと推察されるので今日はちょっとエロい話になるが・・・
和訳された「金瓶梅」を読んだ人はあまりいないと思う。
私も「きんぺいばい」という名前だけしか知らなかったが、あらすじを読むとよくできたエロ小説でもある。

「金瓶梅」の話の中で、主人公、西門慶はこの上ない色気を放つ女性、潘金蓮に一目ぼれするが、
お付き合いするのに5つの条件を提示される。。。
・・・
①容貌がきれいなこと。>>>私は色白で身長がある方なので多少はいいか?
②ロバのようなイチモツをもっていること。>>>う~ん、ロバ!?~、、、それりゃ無理(涙)
③金持ちであること。>>>税務署も目をつぶってくれるような?一般庶民ですので(笑)
④腰が低いこと。>>>みんな強い者には結構低かったりするよな。
⑤暇人であること。>>>貧乏暇なしみたいな毎日で…

私も、、、きっと諸兄にもなんじゃ~こりゃの結果でしょうな~(苦笑)
(こんなヤツ滅多におらんから気にしないけど…)

この条件の中で、②ロバのようなイチモツ(怖)というのがあるが、、、
果たして女性の本音はそんなデカイのを好むのだろうか? 私の周りも懐疑的にみている。。。
勿論、私が劣等感からそう言っているのでは決してない(笑) 
公開できるものなら、むしろ自慢したいくらいなのだが…???

歴史上の人物でも、巨根伝説はいろいろあるが、日本でいえば、奈良時代の僧、道鏡が有名だろう。
日本三大悪人の1人でもある彼は、、、
 
女帝である孝謙天皇をたぶらかしたとされ、『道鏡は座ると膝が三つでき』などと江戸時代の川柳で語られている。
映画ではこんな感じであった。。。平幹二郎??

ヨーロッパでは、帝政ロシア末期に暗躍した怪僧(僧侶は権力に近く巨根が多かった??)ラスプーチンが
そのイチモツを武器に皇后を籠絡したと言われている。

中国では、唐の時代に則天武后に寵愛された張兄弟がすごい。
2人とも亀頭部分は拳大、竿の部分は腕ぐらいあったらしい。
また、則天武后から可愛がられた遣唐使に粟田真人という日本人がいたが、それまで日本は倭国、
つまり「みみっちい、ちっぽけな」国と言われていたが、則天武后の頃に初めて「倭国」から「日本」
と言われるようになった。
これも粟田真人が立派なモノを持っていたからだという説がもっともらしく一人歩きしている。

こうして伝説となった巨根は絶賛されるのだが(笑)、、、男はとかくそのデカさを気にしたりする。
日本のコンドームはフリーサイズだが、中国では大・中・小から選ばなくてならないらしい。
ミエをはって大きめを買うとエライことにもなりかねないわけで、一人っ子政策の頃の
「小」の中国男性は悩ましかったことだろう。

「民族」としてさえ気にする例が、EU統合で実際にあった。
ドイツとフランスでは工業規格の違いから、ドイツのコンドームの方が1ミリ太かった。
EU統合で工業規格を合わす必要ができて、その事実が明るみに出てしまい、フランス人のナショナリズムを
いたく傷つけたそうだ。たかがイチモツ、されどイチモツか。。。

「性欲」と「経済」は密接に関連しているのは間違いない。
上昇志向の強い国(人)は性欲も強いのか、日本が高度経済成長の頃は海外に行く男たちは皆ギラギラしていた。
今は中国人がそうだ。「衣食足りて変態を知る」「恒産なくして淫乱なし」という言葉もあるほどだ。

しかしその経済や文明の発展が頭打ちになり爛熟期を過ぎると、人間はどんどん草食化していくのだろう。
今や日本も言われて久しいが、フランスもイタリアもその兆しが顕著らしい。。。引っ込み思案ばかりだという。

ベルルスコーニ首相(74歳)みたいなおじさんは少数派になってきたのか?

(首相の離婚問題のきっかけとなった18歳の少女ノエミ・レティツィア(Noemi Letizia)) 若い!若すぎる!
あのイタリアが草食化するなんて世も末だ。

文明が高度化された宇宙人は映画に出てくる限り、手足が痩せていて頭でっかちで性欲とは無縁の植物のようだ。
きっと実物もあんな感じだろう。。草食系は自分の周りにある草をボリボリ食べるだけだから楽チン。
でも私は草食化はイヤだ。肉食動物は獲物を目指して走っていくから結構疲れるが、「老いてなお盛ん!」でありたいと思う。

今の私にはイチモツの大きさは関係ない(笑)。。。
その気概があるかないかが自己を再生させ、向上させる生命力ともいえる。
「立ち上がれ日本!」の記事と「金瓶梅」のコラムを交互に見ながら、『勃ちあがれ!』と言われているような気がした。



すべて予定通りに・・・

2011-06-16 22:35:06 | 日記
「今晩は人前で話す機会があるようなのでどうしようかな~?」・・・
・・・淡いブルーのクレリックシャツにライトグレーで細身のツータックパンツ、
濃いクリーム色に銀色ストライプのネクタイを締める。
銀ボタンの付いたスキャバルの紺ブレをはおりながら時計を見ると、結構慌ただしいが何とか間に合いそうだ。

そのシングルブレザーのメタルボタンを一つ留め、リーガルの黒いウィングチップに足を入れるのと同時に携帯が鳴る。
事務所のTやMらがタクシーで迎えに来てくれたようだ。。

昨夜はは自民党の支部総会だった。
N先生が新たな支部長になって初めて開催する自由民主党支部役員総会である。
支部選挙区所属の市会、府会議員ら、後援会のメンバーで党勢拡大のための役員人事を発表する。

各後援会から推薦され上がってきたメンバーを吟味。
事前にN先生と内々に調整し、副支部長の私がこの日の会合で発表。
満場一致の拍手を求めればシャンシャンで成立するという段取りである。

最近の流れで会合の開会は国歌斉唱から始まる。カラオケも入る。
中華飯店で「君が代」をカラオケで歌うのはどうやら我々ぐらいらしい・・・
当たり前だが、一部の不埒な学校職員のように起立しなかったり歌わない人は一人もいない。

話はそれるが、教師というのは何も勉強だけでなく、子どもたちに社会の決まりや学校生活での規律や規則を教える立場だ。
そういう立場にある人間が自分の信条だか何だか知らないが、生徒だけ立たせて式典で本人は起立もせず
斉唱もしないというのは言語道断である。。。
そんな教師が「髪の毛を染めるな」とか「スカートの丈を長くするな」とか言う資格はまったくない。
先日、大阪府は起立しての国歌斉唱を拒む教師は罰せられる条例を採択したが、
そんなことを自治体が条例にしなければならないこと自体が異常なことだと私は思っている。

さて、支部総会の式典で登壇者は今後の支部の発展を高らかに延べて和気藹々のうちに終了する。。。
人事に関しても満場の拍手で寸法どおり決定だ。。。

今宵は中華の宴会だが… 
もういままでイヤというほど来ているが、病気をしてからここへ足を踏み入れたのは初めて。
まったくすごい量である。。。日本人向けに味はアレンジしている、、、

いつも以上に食べきれないほどの料理が出る。頃合を見計らって龍さんという台湾人の社長が挨拶に来る。
本国の若者を自由主義経済の国へ派遣するような事業もしている老齢の彼は、根っからの日本贔屓である。ハオハオ(笑)

ビール、日本酒、紹興酒・・・連日のアルコールで今日は控えておこうとしたが…
カラオケでおおいに盛り上がり、宴席を一回りする時間も長い…
おひらきの頃にはやっぱりいつもと同じ↑↑テンションだった(ニガ笑)

また、一次会のここで帰れないのは病気をする前、昔と一緒だ。。。翌日は家内からも3日続けての深酒に、、、
『調子に乗ってたら、またエライ目にまた合うで~』シラッとたしなめられる。
こんなこっちゃ体に悪い!と思うのは帰ってから、、、あ~シンドイ!と自己嫌悪なのは翌朝となる。
ドッグに入って去年プログラムを書き換えたと思ったが、、、夜の街をうろついてからでないと家にランディングできない。

オートパイロットが入ったままのフライトのように律儀さは健在のようだ。



体力アップを図るには・・・

2011-06-14 16:19:39 | 日記
抗がん剤治療を終えて2週間が過ぎた。

医者に言わせると、「運動を始めて体を鍛え、体力をアップさせて下さいね…」
という段階にとっくの昔からいるらしい。
以前、ゴルフの打ちっ放しに行って全身筋肉痛~39度の発熱という不甲斐ない状況を鑑みれば、
体力の低下は半端じゃないはずだ。往復3キロ程度の自転車でも太ももが張って漕ぎたくなくなるというのは
50代にすれば異常だ。。。と私も思うのだが、、、

『体力』というのは、私も勘違いしていたが腕力や持久力のことではないらしい。
力持ちや筋肉隆々の肉体を持つことではないとすれば、体力があるというのはどういうことなのか??

体力は次ぎの『5つの力の総合力』のことらしい・・・

①柔軟性・・・まったく自信なし!
②敏捷性・・・この年にすれば多少はイケルかも…
③筋力・・・あるほうだと思っていたが、最近は??
④巧緻性・・・自信なしの部類か…
⑤平衡性・・・標準だろう…

さて、、、
①右腕を肩越しに背中へ、左腕を腰から伸ばして…握手できたらOK!逆もできたら満点だ。
>>>両方できない。
②風呂で立った姿勢で丸めたタオルを右手を上に伸ばして下に落とし、何回拍手して掴めるか…3回以上で満点。
>>>2回ならできた。
③仰向けに寝て両手を頭の後ろに組み、膝を直角に立てて、ゆっくり上体を起こし両手の肘が膝に付いたら満点。
>>>直角でなければ付くが(笑)、直角にした膝にはまったく届かない。
④座った姿勢で右手はこぶしで机を叩き、左手で前後に机をさする。次に急に逆の動作を行う。
2つの動作を交互にできたら満点。>>>超ゆっくりならできるが、テンポが速いとイラつくほどできない!
⑤立ったままで両目を閉じてから片足で立ち、立っている側の足を動かさずに首を右回り左回りさせる。
両方できたら満点。>>>首を回した時点で立っていられなくなる。

ということで、、、まったく『体力』がないことを露呈してしまったわけだ(泣、、、)。
う~ん、頑張らねば老人に一直線なのか??

腹筋、背筋、スクワット、ウォーキングなどを続けていると、これらも次第にスムーズにできるようになり
体力アップは間違いないらしい。
できたから何だというわけでもないのだろうが、、、結果的に体力アップすると疲れにくくなるし、
生理的にも良いことだらけのように医者たちは言うが・・・
それを薦める同世代のT先生、Y先生はできるんやろか??外見からはきっとできないはずだ(笑)