東京大阪ラプソディー

私が生まれ育った故郷「東京」の友人たちへ、また私の「大阪」での生活を知る心優しき人たちに、徒然なるままに綴っています。

ぷるっぷるマスク

2010-01-31 22:29:21 | 日記
 雨の中、大阪国際女子マラソンが開催された。

2008年に終了した東京国際女子マラソンに次いで国内2番目の女子マラソン大会として1982年に始まった。長居陸上競技場から我が街の近所である森ノ宮、天満橋を通って、北浜―大阪市役所から御堂筋を新橋で折り返し、淀屋橋―天満橋―大阪城公園―森ノ宮―長居陸所競技場の49.195キロを走る。
彼女たちアスリートが走っている姿を見ると、流石に超の付くアスリートだけあって優先順位一番の「走るために」余計なモノは全て削ぎ落としたような体つきをしている。
体脂肪もおそらく皆一桁台だろう。それはそれでマラソンという過酷なスポーツに適応した肉体美といえるだろう。

 しかし女性美というか柔らかさというか、適度にポチャッと肉がついた方が好ましいというのに異論を挟む男がいるとは思えない。
適度にというところには個々の好み、幅があるので、どの辺までがストライクゾーンなのか一概には言えないが…誰が見ても肥満は肥満である(肥満が好き、デブ専という変わり者も居るには居るが)。

日本人は明治維新後、欧米に追いつけ追い越せの精神で頑張ってきたが、豊満度において男も女も中年以降になれば欧米人がそうであるように、ほとんどが太っている事態に陥っている。

代謝は落ちてもカロリー摂取量は増えたりしているから、気を抜けばあっという間に肥満になる。
「ダイエットを続けてるんやけど…ダイエットって精神衛生上、体に悪いよね~」とか言っておきながら、精神衛生がすこぶる良好そうなそこのおばちゃんたち!!…は、悟りをひらいているのだろうか??

 男とすれば、縁のある女性、また身近な女性には年相応それなりにいつまでも美しくあって欲しいし、美容にも気を遣って欲しいというのが本音だ。

家内が友人のTちゃんから【はるな愛オススメ ぷるっぷるマスク】というものをいただいた。

コラーゲンとヒアルロン酸に金が配合してある。10回程度使用できて冷蔵庫でプラスチックトレイに入れて保存しておく。私は好物のスルメイカの一夜干しかと思って喜んだが…
ニュー-ハーフも世界大会で優勝すれば色んなスポンサーが付くもんだと感心するが、発売元の会社名が(株)ぷるぷる というのでは勤めている人間がいるのか怪しい感じだ。

それでも家内は毎日フェイスパックしているようだ。ダイエットも含めて美を追求する女性の心構えができている分だけ、まだ精神衛生的には未熟のようだ。メデタシ、メデタシ…

営業を終えた娘 埼玉に帰る・・・

2010-01-30 15:18:15 | 日記
 水曜日にやって来た娘が今日、昼前の新幹線で埼玉に帰っていった。
営業活動は大成功で、めでたく営業所を閉めることになったようだ(笑)


しかし帰りが昨日じゃなくて良かった。。。29日の昼過ぎ、横浜あたりで架線が切れて上下線とも何時間にも亘って不通になり、夜になって復旧したものの列車ホテルができたりするぐらい、、、終日ダイヤは乱れた。帰りが昨日だったら引き返していたはずだ。身重なのでつくづく良かったな~と思う。

以前は居なくなってガッカリしたが、最近はようやくこの距離感に慣れてきた。家がシンと静まり返るような気もするが…それは仕方ない。こういう話では子供の方がよっぽどドライだ。私が若いときにそうだったように… そりゃ、好きな人と一緒に居られるほうが良いに決まっている。


昨日は息子も神戸から帰って来て久々に姉弟水入らずに。。。
子供のときは喧嘩ばかりして本当に相性が悪いんじゃないかと心配したが全くの杞憂だった。大人になった今では実に仲の良い2人で我々もひと安心だ。
3月にはまた東京で私の両親らと合流して晩飯でもやろうということになった。


今回は小中学校時代の仲良かったクラスメートらで既にお母さんになっているSとFに会い情報収集にも余念がなかったようだ。。。
我が家にお母さんになったSが遊びに来てくれた。
私もSのことは小さいときからよく知っているので、赤ちゃんを抱いた彼女の姿には感無量だった。早く娘の赤ちゃんにも会ってみたいと思った。

そりゃ~こっちも年取るわけや・・・




税務署へ出かけたついでに・・・

2010-01-29 15:25:22 | 日記
 確定申告のシーズンが近づいてきた。。。

その前に例年、今年度分の給与所得の源泉徴収等の法定調書合計表、所得税徴収高計算書は所轄税務署に、給与所得の源泉徴収表総括表などは市役所に提出しなければならない。
インターネットを利用したE-TAXなどの方法もあるが、税務署はすぐそばにあるので従来通り持参することにしている。市役所に提出する分は郵送だ。

所得税の還付申告については既に1月から始まっているが、個人で事業を行って納付額がある人、不動産収入があって納付額がある人、給与が2.000万円以上のこのブログをご覧になっているあなた!!、土地の譲渡があった人、給与所得者で給与以外の所得が20万円を超えた人たちは、2月16日から3月15日までに確定申告しなければならない。


ということで、、、所轄の税務署へ朝一番で出かけた。昨日までの雨、曇天が嘘のように、今日は空気の澄んだ気持ちのいい朝だ。
必要書類を提出してさっさと用事を済ます。。。特に問題もなく税務官は判子をポンポンと押してくれた。

気持ちいい天気に誘われて回り道をして帰ろうと、ついでに業務用スーパー「Aプライス」にバイクで向かった。税務署から南へ信号2つ目、国道一号線を右折れして京橋方面へ。。信号に一度も引っかからずにあっという間に到着。気分がいいときの私からはα波とかが脳から出ていて、念力で信号が一斉に青に変わってしまったようだ(笑)

このあたりではかなり大型の業務用スーパーだ。。。生鮮以外は大抵のモノが揃うのでよく来ている。パート従業員の奥さん連中とも顔見知りなので一通り朝の挨拶をしながらカートを引っ張って店内を巡回、買い物を済ます。

 大阪はまだまだ寒いが、少しずつ陽も延びているし、風を切ってバイクを飛ばしていると、春がゆっくりだが確実に近づいて来ているのが分かる。

朝、少し早く起きて大阪城の梅でも見に行ったろか・・・

娘が帰省して華やぐ・・・

2010-01-28 15:41:31 | 日記
 昨日、埼玉に住む娘が帰ってきた。。。

妊娠23週、6ヶ月で安定期になっているので一人で「のぞみ」に乗ってやって来た。
埼玉の田舎町に居るから、何だかんだで片道5時間もかかる。
旦那さんが会社の研修会で家を空けるので、その間をねらって帰省することにしたそうだ。
離れて生活しているので何かと心配だが、身重の体だけに帰って来るまで余計に心配。。。
少し大きく膨れた我が子のおなかの中に新しい生命が…と思うと不思議な気持ちになる。

でもたまに元気そうな顔を見せてくれると本当に嬉しいし、いつまでも居てくれたらいいのにな~と、我々や祖父母はついつい甘っちょろいことを考えてしまう。

 赤ちゃんや小さな子供が明るい笑顔を大人に見せてくれるのを「顔施」という。
大人はその無垢な笑顔に癒されるのだが、すっかり大人になった娘でも元気な笑顔を見せてくれれば、これも立派な「顔施」だと思う。
その代わり親は娘にしっかりと「お布施」をしなければならないのは言うまでもないが…(笑)

3泊4日の日程で今回もしっかり営業活動に勤しんでいくようだ…
男は愛想ないが、女の子はその辺の機微をしっかり把握しているのかいないのかは別として抜け目ない。それでも親とすれば、それはそれで嬉しいものだ。

 私のDNAを受け継いだ彼女はアルコールはかなりいける口で、社会人になった彼女とはよく飲みに出かけたが、妊娠が判明してからは一滴も飲んでいないという。
当たり前のことだが、女性にとって出産は一大事業。。。
大変だな~と思いつつも今回は一緒に酒が飲めないので、ちょっと物足りない気分(笑)

無理をせず、とにかく無事に元気な赤ちゃんを産んでくれればと祈るばかりだ。

 今夜は娘が家内を引き連れて2人で買い物に行くらしい。何やら大物を物色するようだが、女同士で仲の良い友達のようにも見える。。。

新町会長 選出会議

2010-01-27 15:34:41 | 日記
 昨晩は町会の班長役員会、、、次年度に向け町会役員改選の年だ。

町会長は2年に一度改選となるが、健康上の理由以外はほとんど再選され、他の役員ともども留任となる。
ウチのT会長も二期目だが、もちろん留任してもらう。副会長とすれば当分の間はT会長に留任してもらわないと困る(笑)。。。会議では満場の拍手の後、班長さんに署名捺印をもらって新町会長は再選された(ばんざ~い、ばんざ~い!!)

形の上では持ち回りで決まる17名の班長さんも、全世帯が昨年、班長を「任命」する書類にハンコをついて各班の班長が決まった⇒新たに任命された班長さんたちの意見は町会に住む方々の総意となる⇒その班長さんが新たな町会長を選出する⇒町会に住む住民すべてが新たな町会長を選出したということになる。。。
役員は会長が任命するので、結局は全世帯の総意で選ばれたことに…という筋論で決まる。

 社会福祉協議会(社協)は見事なピラミッド型の組織と言える。我が町会からそうして選出された会長が我々の住むS連合振興町会全22町会の会長会に出席⇒その中からS連合振興町会の代表、連合会長を選ぶ⇒区内には16連合あり、S連合を含む区内の16人の連合会長から1人が区振興会会長になる⇒大阪24区の24人の区振興会長会から選ばれた会長が市の会長に⇒府の会長になり⇒47都道府県の会長会に出席してその代表が…日本にある全ての世帯の総意で全国会長会の会長が決まるという、笑ってしまうほど壮大な段取りを踏んでいく。最後の人の肩書きは「じゅげむ」のように長いだろう(笑)

つまり我々が何気なく選んだ町会長が日本の町会長のトップに君臨するかも知れない(笑)
昨年、90歳を過ぎて亡くなってしまったが、我が町から選出された方が某社協団体の日本ナンバー2に長いこと君臨していて、地元ではK天皇と呼ばれていたほどだった。ちなみにトップは厚生労働大臣である。

しかし最近はどこの町会でも役員の担い手は不足しているようだ。
「金と暇が無ければできない」というのは真っ赤な嘘だと思うのだが・・・

古来よりの風習は守りたいが、、、

2010-01-26 17:54:12 | 日記
 ウチは客商売なので人間観察にはもってこいだ。

話に夢中で子供が店内を走り回ったり大声を出していても真剣に注意しない母親がたまにいる。。それで「ほ~ら静かにしないとマー君、お店の人に怒られるぞ~怖いぞ~」とか言う若作りのおばちゃん…怒りたいのは子供じゃなくて、あんたの方や~!
結局、そういうモノの言いようは、自分がいかに子供たちを制御できず馬鹿にされているのかを他人に言いふらしているようなものだということに彼女らは気付いてない。

 日本では子供が生まれると、そのへその緒を土に埋めてそれを一番最初に踏んだ人にその子供は生涯頭が上がらないという言い伝えがある。

へその緒を「胞衣」(えな)というが、この胞衣の儀式は親の威厳を保つために古くから行われてきた。大抵、最初に踏むのは父親である。迷信と言われれば確かにそうだが、然るべき人間関係を目指しているのがよく分かる。
今でも地方へ行くとこの風習は残っているし、落語にもなっているので知っている人も多いだろうが、、、落語では父親が踏む前にクモに踏まれてしまう、、、(笑)
そうした日本古来の儀式や言い伝えが継承されない、されにくい社会を作ってきた一端は、今、社会の中心にいる我々世代にもある。反省しなければならないな~。。

風習として存続しやすいのは、やっぱりお金になる、商売につながる場合だろう(笑)

今の時期、寿司屋やスーパーでは「予約受付中」の張り紙が賑やかしい「恵方巻き」…
興味がある人は、Wikipediaでも見て由来など調べてみてね。


関東では豆まきだけで、恵方巻きを節分に食べるなんていう風習はなかったが、最近は東京でもあるらしい。。。今年は西南西を向いて丸かじりをすれば無病息災に…

今や全国的な商売になっている⇒日本の風習になりつつある。
別にそんなもん食べないでも全然OKだと思うけどね。
関西人は素直に一杯買ってしまうのである。。。

近所の串カツ屋へ・・・

2010-01-25 16:25:51 | 日記
 何と言っても世の中、平等が一番! 区別は仕方ないが差別はいけない。
 
昔、クレージーキャッツの東宝映画「無責任男シリーズ」に、植木等扮するお調子者の平等(たいら・ひとし)というのがいた。C調だけで団令子のような美女を娶ったり平社員がいきなり会社社長になってしまうという、毎回バカバカしくもほのぼのとしたストーリーで子供の頃から大ファンだった。
「♪そのうち何とかな~るだろう~♪」と満面の笑顔で歌う彼を見ていると、些細なことでイライラしているのがアホらしくなるし、大概のことは必要以上に心配したって結果は一緒と思えば気も楽になるっていうもんだ。


たいらひとし君の処世術を知れば、人間関係で(夫婦間では特に)大きな衝突をすることはないのである(笑)。。。
木曜日に新世界へ行った身としては・・・
「今晩あたり串カツでも行こか?」と優しく家内を誘ってみるのも大事なことだ。

ということで「やまと」という店へ出かけた。和歌山県出身のオーナーがやっている去年8月オープンしたばかりのお洒落な串揚げ屋さんだ。。。。

はっきり言って値段設定は高い。いちいち塩でどうぞとか、マスタードのソースでとか言われるのが鬱陶しい感じもする。個人的には新世界にある二度漬け禁止のざっくばらんな串揚げ屋の方が好きだ。
ネタが小さいので一人で30本ぐらい食べて、オマケにヒレカツをパンと海苔で巻いた特製の恵方巻までかぶりついてしまう…節操のない餓鬼のような所業で文字にすると恥ずかしくなる。

私は生ビールに黒糖焼酎を何杯やったか記憶にないほどあおって、身体に無責任男と化す。
オーナーが申し訳なさそうに、「すみませんが、喜界島(鹿児島県)、、もう空で予備もないんですが…」
そう言われて私は「ガチョ~~ン」(谷啓)と言うほかなかった。。。

クスリ好きだが、、、

2010-01-24 15:47:37 | 日記
 最近、年のせいか目が霞んだり、日中とても眠たくなったり、ちょっとの運動で(ゴルフの打ちっぱなし等)、太ももやアバラの辺りが痛くなる。一晩寝たら取れた疲れも残りやすくなり、何だかスッキリしない状態が多いと実感している。
掛かりつけの医者からは血圧(降圧剤を服用中)、脂肪(コレステロールと中性脂肪)の過多、肝臓の数値(γが130ぐらい)に注意と言われている。

 スッキリしない時、昭和26年以前は「ヒロポン」というのが流行ったらしい。
「ヒロポン」は薬局で誰もが買える市販薬だった。疲労がポンと取れることから命名された。今で言うところの覚醒剤である。戦後は「ポン中」(ヒロポン中毒)という言葉もあったぐらいなので、かなりの中毒患者が出たはずだ。
のりピーが使っていたのと同じ成分だから当然か。。。肉体と精神を蝕み、人生をメチャメチャにする覚醒剤も発売当時は「学生向け」と宣伝されていたというから驚きである。

 覚醒剤は日本人が開発した薬で、明治の中頃、漢方医の長井長義という人が麻黄からエフェドリンを抽出、メタンフェタミンを発見して覚醒剤を作り出した。
軍隊が眠気を抑えて疲労感をなくすことに注目し積極的に使い始めて広まっていくようになったという。
もちろん現在は薬局で買うことはできないが、ヒロポン自体は今でも製造されて治療薬の一部として病院で使われている。

私は家でただ1人クスリ好き人間なので(他の家族は皆、薬嫌い)色々なものがゴロゴロしている。まるでコレクションのような有様だ。
その一例…皆さんはいくつ知ってるかな??(笑)

コフノールL45mg:去痰 一日一錠
エルピナン200mg:アレルギー性鼻炎 高い薬価145円
ヒスタリジン10mg:アレルギー性皮膚疾患に伴う痒み
ベタメサゾン0.5mg:生体免疫反応を抑制する合成副腎皮質ホルモン 抗炎・抗アレルギーの強力な薬
ジプキサノン200mg:合成された強力な抗菌剤
MERCK847リン酸コデイン5mg:麻薬系咳止め(胃腸運動を制御)女性・飲酒・連用は×
コデインというのはケシの実から抽出したアヘン、モルヒネ、ヘロインの仲間!
バナン100mg:細菌を殺す、腫れ・痛み・解熱作用もある副作用の少ない薬
カンファタニン60mg:解熱鎮痛薬
カロナール200mg:体温調節中枢に作用 解熱・鎮痛 あまり効かないので倍量飲む
ラニタック150mg:ヒスタミンH2ブロッカー 胃・十二指腸の炎症に効く強い薬
パリエット10mg:ラニタックよりもさらに強力な潰瘍修復剤

クスリ好きの私だが、こうした薬の中にもヤバイ成分がかなりあるようだし、用法を間違えたら・・・(効きが悪い場合は倍ぐらい飲んでも大丈夫か聞いてみてから飲むこと!)
意味のない事象に対して「毒にも薬にもならない…」という言葉があるが、薬は用法によって「毒にも薬にもなる」。そして覚醒剤は「毒」にしかならないのである。。。



スポンサーの会…

2010-01-23 23:34:02 | 日記
 不景気だ不景気だ!!と多くの日本国民がヒステリーのように省エネ・節約モードを余儀なくされている中、近所では、ポンッと5.000万円でマンションを買う人や7.500万円で店舗兼自宅を建替える人がいる。
金額はどちらも本人から直接聞き出した人から聞いた話なので間違いない(笑)
最新型ベンツのS550という馬鹿でかいクルマを買う地域の先輩もいれば、同じくベンツCLS550というのを買う商売人もいる。どちらも軽く1.000万円を超す高級車だ。あるところにはあるものだ。ローンにしても何にしても、皆がちぢこまっているこんなご時世に、個人的にこうして大きなお金を動かしてデフレの世の中を謳歌する人たちは、やはり資産家という類の人たちだった。
 ただただ景気が悪い悪い~と言ってる人は、いつまでたっても人生ず~っと景気の悪い人なのかも知れない。いや、いや、そんなことはないと思いたいのだが…(汗)

 後援会の役員にも事業家や資産家は多い。マンションを持ってると言えば部屋単位の話では勿論ない。棟単位の話をしている。
しかし元々というか代々の資産家の日常は非常に質素である。着ている物でも、食べている物でも質素倹約の人が多い。ゴルフ会員権をいくつも所有していたり、旅行に出かける場所がすごく辺鄙なヨーロッパであったり、その期間が長かったりするあたりはちょっと違うが、基本的に腰も低く、他人と争うような感じの人は少ないように思う。

しかし成金は違う。贅沢するために頑張ってきたので万事派手だ。自己主張が強く傲慢な物言いで私たちを困らせたりする。味方につければ良いが、反目に回ると声がでかい分、煩いのがこのタイプだ。実はスポンサーはこういうタイプが多い。。。
 
 直系後援会ではないし名称は控えるが、今晩はそんな外郭団体のスポンサーが集う新年の会…目立たないように、おとなしいスーツとネクタイをつけて行く日だ・・・


晩の新世界を楽しんで・・・

2010-01-22 16:21:02 | 日記
昨晩は遠方から私を訪ねてやって来てくれた昔馴染みと美味しいお酒を飲んだ。

何と表現していいのか難しいが、ただの友人ではないし元カノでもない。「ファミリーのような」というカテゴリーには嵌らないし…う~ん、でも私たちが気の置けない間柄なのは間違いない。

 今夜は大阪のディープな場所である「新世界」を案内することになった。
この界隈は、ほんの少し前まで良家の子女は行ったらアカン!と言われていたような場所だった。特に晩は危険というのが広く認識されていたが(歌舞伎町とかとはまた違った意味)、ここ数年はマスコミへの露出も増えて街が健全化され、今では通天閣の周りはすっかり観光地然としている。私自身も最初に出かけた時は(4、5年前!)ちょっとした冒険のようなドキドキワクワク感があったが、、、たまに変なのも見かけるが危害を加えるようなことはしない。
この日の晩も、もちろん違法なブランドのコピー製品や盗品(泥棒市というのもあるほど…!)の露天が薄暗いジャンジャン横丁の入り口辺りで開かれていた。。。

 地下鉄御堂筋線の動物園前駅の一番出口を上がるとパチンコ屋がある。そこを左に折れるとレトロなムード満点のジャンジャン横丁だ。長さ150メートル、幅は僅か2.5メートルの通りにズラッと大衆食堂や串カツ屋が並ぶ。囲碁将棋に興じたり温泉地でしか見れないようなスマートボールの店で年季の入った客が遊んでいる。
つき当たり公園本通りを左へ歩くとすぐに「づぼらや」のフグのオブジェが見えてくる。
そこを右へ折れると正面に通天閣がそびえて見える。。。右角には大きな金色のビリケンさんを置いた串カツ屋が目を引く。


派手なネオンの通天閣南通りをまっすぐ進み、通天閣の真下へ・・・


 晩は6時まで(夏期は7時半まで)で営業してなかったので、103メートルの塔の突端にある展望台まで登ることはできなかったが、その威容に彼女も感動したようだった。
パリのエッフェル塔をモデルにしているというが、、、今日もいつもの日立のネオンに輝いていた。

新世界と言えばやはり「串カツ」である。。。多くの店がひしめいているが、人気店は行列ができていた。。。並んでまで食べるようなモノでもないし、当たり外れは少ないと聞いていたので通天閣そばの「一番」という店に入った。

冷やしたキャベツは新鮮で食べ放題だった。
甘めのサラッとした自家製ソースが揚げたての串揚げにとても合う!!胸焼けしないような工夫をしていて思わず「うまい!」「おいし~い」の声が出てしまう。。。1人10本ぐらいあっという間だ。寒いのにビールも進む(笑)

大阪の串かつ屋では有名な「二度漬け禁止」

しかし彼女はその禁を犯してしまう!!誰も見てなくて良かったが…
ソースが足らないときはソースをキャベツですくって串揚げにかければよいということも教えてあげた(笑)

飲み足らないし時間も早いのでミナミで行きつけの居酒屋へタクシーを走らせる。


彼女のお気に入りのきな粉豚の豆乳しゃぶしゃぶと、私の好きな剣先イカのお造り…
今晩のお酒はここで一番お気に入りの「〆張鶴」(+5・新潟県)がメイン。
新たにチャレンジしたのが、福島県の「飛露喜」。。。品薄でなかなか手に入らないというコピーに弱くて、、、
蔵元さんいわく、『「濃密な透明感のある、存在感のある酒を造りたい」
その言葉どうりの酒質、存在感があり、食卓の主役となれるお酒。
限られた本数しか製造されない為、地元会津でもここ数年品切れ状態が続いております。』
 かなり酔ってきたので写真もぶれている(笑) 幸せな時間がゆっくり過ぎていく~(幸)

会話もはずみ、時間もすっかり忘れて夜がふけて・・・「ねぇ、今晩はこれからどうするの??」