子規の気分・・・

すっかり風邪？？をこじらせてしまった。
金曜日に喉が腫れて土曜日の晩から発熱。５日目の今日、熱は下がり始めたが、痰や鼻水、咳は止まらない。

日曜日も昼から仕事は休んで休養に当てた。東京の友人らは「東京マラソン」に出たり応援に行ったりして。。。
反面、私は布団の上で天井を見て過ごす。「病床６尺」じゃないけど、結核にかかり吐血して身体がどんどん衰えていく
子規のモヤモヤした気分が少し分かった。私の場合、吐血じゃないけど・・・
汚い話で恐縮だが（笑）、痰の色合いが実に不気味な緑色で粘性が高い。こんなのはあんまり経験がない。

やはりまだまだ抵抗力がないんやな～と思う。
この前、T医院での血液検査でも白血球が基準値をだいぶ下回っていたので無理しないようにと改めて心掛けていたのだが、、、

左の頬も疼くので、きっとそこに膿のように溜まっているのだろう。
昨晩は胸も痛かったので緑膿菌に感染したのか？？　月曜日にＴ医院に行ったら漢方薬を処方してくれたが・・・
ちょっと違うかもしれないな～と思っている。厳密に言えば、風邪の治癒は保温・安静・栄養でしか対処できないが、
あんまり状況が好転しないなら、明日もう一度病院に行こう。
背中や胸、おなかなどの体中に発疹が現れて嫌な感じ。肝機能も低下しているのか？

昨日は店を丸一日休んで床に就いてたが・・・朝、目覚めても気分はパッとしない。
「あ～鏡で見る顔はすっかり病人の相になってしまったな～」とタメ息が出る。
味がしないので、何を食べても美味しくないし食欲も失せる。当然、お酒も飲みたくない。体重も６６キロ台になっていた。

基本的に個人主義、放任主義の私たち夫婦は、仕事以外、家の中では別々に過ごす時間が多いのだが、、、
弱ったときにはとても良く助けてくれる（笑）　最近は私ばかりが助けられている気もするが…
その分、私は家内にはご機嫌麗しく過ごしてもらわなければならないと常々思っている。


今日、２月２９日は、『円満離婚の日』だという。離婚をポジティブに捉えて『２人に福(２９)あれ』ということらしい。
離婚プランナーの某氏がこれを申請したらしい。離婚式を盛んに喧伝しているが、私にはどうもピンと来ない。
人前で結婚指輪をハンマーで叩き潰すという辺りも、いかにも無教養で短絡的な感じがして嫌だ。

２分ちょっとの間に１組が離婚するというご時世だが、夫婦は会話がなくなるのが一番良くないらしい。
しょうもない話でもいいから一緒にいる時は何気ない質問したり（詰問ではないよ～笑）あれこれ相手に話をしてもらおう。
それから、「ありがとう」「ごめん」。。これは夫婦だからこそ言わなきゃ分からないというのを肝に銘じておこう。
元々好き同士だった２人なのである。話せば何とかなると信じたい。

夫婦間に限らず、周囲にストレスを与えるような生き方は、いずれ自分に跳ね返ってくる。
自分のことばかり考えていてはダメだ。すべて原因結果、因果応報。
今回の私の不調も、家内の忠告も聞かずに毎晩酒量が増えていった報いだ。弱った免疫力が飲酒過多でさらに低下。。。
まだまだ修行不足ということに疑問の余地はなさそうだ。

山道をぶっ飛ばす・・・

　家族ぐるみでお付き合いをさせていただいている友人のＡ社長のお父様が亡くなられた…享年８８歳

小学校の校長先生だったお父様は定年で退職後、資格をお持ちであったお寺の住職を二十数年・・・
兵庫県の山間、猪名川にあるお寺の住職さんとして長年勤め上げられた。

子供が小さい頃はよくお寺でバーべキューをしたり、山から竹を切ってきて流し素麺をさせていただいたり…
お父様には色々とお世話になった記憶がある。
子供らも大きくなって、私もそうした機会がなくなってしまったが、最晩年までかくしゃくとされ、
寝込むようなこともなく元気にお勤めを果たされたようだ。

昨夜、そのお寺に二十数年ぶりに行くことに・・・
阪神高速の某インターから小１時間、能勢街道をひた走り到着。
時折霧雨が降り、気温は大阪市内より５度は低い！悪条件の中、久しぶりにハンドルを握る手に汗をかき
ナビを頼りにクラウンをぶっ飛ばす。
何とかお通夜の時間には間に合いＡ社長や親族にお悔やみの挨拶をした。
夜風厳しく吐く息も白くなる一方の境内のテントの中、抵抗力のない私はいっぺんに風邪を
引いてしまった。。。

檀家さんと僧侶が仕切るお通夜には初めて参列したが、時代絵巻を観るような心持ちになった。
喪主というのはいない。


お寺はＮＨＫの「ゆく年くる年」でも放映された古刹で、お父様は第２０世だという。
お寺の歴史は聞きそびれたが、少なくとも江戸時代に入る前からここにあったはずだ。
山と川と畑と・・・日本人のＤＮＡに刻み込まれた原風景が其処彼処にある。

大勢の僧侶、檀家さんがお父様を見送り、私もとにかく極楽浄土でゆっくりとお過ごし下さいと
合掌し、お世話になった感謝の気持ちをを念じながらお別れした。
残されたＡ一家のことも、、、ずっと優しいお気持ちで見守ってくれることだろう。
焼香を済ませ、この場所で確かにあった遠い昔の幸せな出来事に思いを巡らせながらクルマに乗り込んだ。
街灯もない真っ暗なヘアピンだらけの道にディスチャージライトの青白いハイビームを撒き散らしながら山を駆け降りた。現世の雑踏が恋しいと思った。

5ヶ月ぶりに全員集合！

　５ヶ月ぶりに埼玉からＲくんがやってきた。今回は約１週間のお楽しみに。

それに合わせて神戸の息子夫婦も家に二泊。
爺さん婆さんと私たち夫婦の４人がひっそりと暮らす（笑）静まり返った家中は、一転にわかに大所帯の趣となる。

冬場に子供たちが一緒に泊まるのは初めてなので、まず冬モノの布団一式を揃えたり、、、
Ｒくん用にダイニングチェアやオモチャ、洋式トイレの赤ちゃん用アダプターなどを準備した。
普段、掃除らしい掃除をしていないため、どうしても各部屋の大掃除みたいになるが、この際とばかりにやってしまう。
おかげで皆が来る頃にはかなり疲労困憊している(笑)


しかし、そんな体力の消耗も（連日の宴会で私の体調も次第に不良になっていくのだが）Ｒくんの笑顔一発で疲れが
吹き飛ぶから、つくづく人間の感覚などいい加減なものだと思ったりもする。


名前を呼べば、しっかりいつもカメラ目線で。。。偉いぞＲくん！！

そして今回は息子夫婦にもこの夏、二世（男の子）が誕生するという明るいニュースが直にあり、
皆で喜びもひとしおであった。
内孫は、Ｒくんとは従兄弟同士になる。私の爺さんぶりも、こうして堂に入ってくるのだろう…
寅年のＲくんと辰年の赤ちゃん…“俺の話を聞け～５分だけでもいい～”タイガー＆ドラゴンである。

関西で安産祈願といえばやはり「中山寺」ということになるか。。。
兵庫県宝塚市にある「中山寺」は、聖徳太子の創建によると伝えられるわが国最初の観音霊場だ。
古くより安産・求子の観音として数多くの婦人より篤く信仰されてきた。
代々皇室の崇信もあつく、安産祈願本邦随一の霊場として、源頼朝をはじめ武家・庶民にも深く信仰された。
豊臣秀吉が祈願して秀頼を授かり、秀吉亡き後、秀頼は片桐且元に命じ、伽藍再建をしたが、これが現在の伽藍。
明治天皇勅願のお寺としても有名で、近畿圏に限らず、全国よりこの中山寺へ祈願にやって来る。
西国三十三箇所参りの２４番札所でもある・・・
徳島からＨちゃんのお父さんお母さんもやって来て、一緒に安産祈願を執り行ってくれた。

今から夏が待ち遠しい。
Ｈちゃんにはくれぐれも体に気をつけて、元気な赤ちゃんをと願うばかりだ。
そして何はともあれ、、、かんぱ～い（笑）

船中八策・・・

　橋下大阪市長の維新の会が主宰する政治塾・・・超人気らしい。

４００名定員のところに３０００人以上の応募、現職の国会議員らも混じっているとかで、まったく笑止千万だ。
維新の会の代表である橋下市長は市長になってまだ３ヵ月！
大阪のこともまだ何も結果を出していない状態で、早々と国政を語るとは呆れてしまうが、
塾の方針も明確にしていない今、独自の公約を掲げて選挙で選ばれたはずの国会議員らも応募しているとは噴飯モノだ。
橋下の人気に便乗して国を憂う素振りがミエミエだ。
その実態は全くのノンポリ。果たして有権者はどう思うか、恥を知れと言いたい！！

政治家なら政策もポリシーも、まず太い軸があってこそ。
有権者とお互いに信頼関係を築き上げ、コツコツと仕事をして実績を積み上げていくことこそ有権者の負託に
真摯に応えるということだ。
物事を積み上げるには時間がかかる。Ｒ君だって４段積み上げるには苦節１年９ヶ月！しかも真剣そのものだ（笑）

さすがに、維新のメンバーも入塾希望の胡散臭い国会議員らは拒否としたが、当然だろう。

橋下市長は坂本龍馬を気取って「船中八策」はできていると言うが、彼が本当に国を憂い、将来のことを真剣に考えて
明確なビジョンを描いているとは到底思えない。ただ何かに腹を立てている餓鬼のようにしか見えない。

しかし、どうせやるならとことんやって欲しい。『参りました！』と私が中之島で土下座するほどの成果を見せてくれ。
そして数年後、やっぱりこれが日本の終わりの始まりだったんや～と分かったら、家族を連れて台湾にでも移住しようかと…

その時はＮ先生も一緒に行こうと言っている（笑）

先日、そのＮ先生とダイエーで今が旬のハッサクを大量に買ったのでお客さんや近所にお裾分けした。

彼は柑橘類が大好きなのでよく色々な店でミカンやオレンジなどをウチにも買ってきてくれるのだが、、、
昨日もＭ区のフルーツショップでハッサクを買ってきてくれた。
船中八策よりダイエーハッサクの方が、よっぽど受けがいい～（笑）ということで、お後がよろしいようで…

冷凍庫のような大阪。。。

　今日から２月…　
日本列島冬景色である。。。１０年に一度の寒波が到来してるらしい。
大阪も強烈な寒風が吹き荒れている。

雪国では雪降し作業で高齢者を中心に５０名以上が亡くなったり、今晩、東北秋田の温泉では雪崩で死者が・・・
明日も東北・信越地方や西日本の日本海側では記録的な雪が降り続くという。

さすがの大阪も明日の朝は氷点下になり、お昼からは吹雪との予報で憂鬱になる。
我が家は家の中でも暖房していない部屋に足を踏み入れると凍えそうな寒さ。
酔って眠ったら本当にヤバイで！

片や、、、埼玉の娘からは雪を喜ぶＲくんの写メが届いた。
私も記憶にあるが、子どもってのは単純に雪は嬉しいものだ。どんなに寒かろうと非日常は嬉しい。

何しても可愛いな～
大喜びで雪の庭を走り回るＲくん…今のうちにイッパイこけとき～人生は長い！

遊んだ後はママと一緒に料理をして、、、食欲もスゴイぞ～Ｒくん(笑)
新聞紙を敷いて食べているのはご愛嬌～　１歳８ヶ月、まだまだマイペースで汚しまくるのは仕方ないか？？


Ｒくんは今月、５ヶ月ぶりに来阪予定だ。娘夫婦も５、６日ほど滞在してくれることになっている。

Ｒくんに忘れられていないことを祈りつつ…
今回もいっぱい遊んで元気をもらいたい。。。

私も寒さになんか負けてられないのである(笑)