東京大阪ラプソディー

私が生まれ育った故郷「東京」の友人たちへ、また私の「大阪」での生活を知る心優しき人たちに、徒然なるままに綴っています。

最西端と最東端の灯台

2009-07-31 16:30:50 | 日記

例の那覇の友人が与那国島に行ってきたそうだ。。。
写真は彼女のブログに載っていたものを拝借、、、日本最西端の灯台だ。
西埼灯台(いりさきとうだい)は、沖縄県 八重山郡 与那国町 、東シナ海 と太平洋 を分かつ先島諸島 の与那国島 の西端・西崎 に立つ灯台 。西崎には「日本最西端之地」の碑が立ち、名実ともに日本の最西端の建物である。西埼北西方照射灯(7252.1 )を併設。

なお、同じ与那国島の東端・東崎 に立つ東埼灯台(あがりさき-、7251 )は日本で2番目に西にある灯台。
私はもちろん行った事がないが、すさまじく寂しそうな感じがする。最果ての島だ。。。

ちなみに、日本最東端の灯台は実物を見た。北海道の納沙布岬灯台である。
家庭教師をしてくれていたお兄ちゃんの故郷北海道を夏休みに各一ヶ月間、小学校の6年生の時と中学1年生の時、旅行した折に立ち寄ったことがある。
根室のイメージは鉛色で強風の漁港である。
灯台から見て、遠くというより印象とすればかなり近くに北方領土が見えたような記憶がある。。。もう戦後何十年もロシアと係争中の歯舞・色丹・択捉・国後島だ。隣国と接する所はどこも解決しない領土問題が発生している。中国台湾・韓国ともそうだ。早く政治決着をつけて欲しいものだが・・・

真夏なのにストーブに火を入れていたのが印象的だった。大きな馬が昆布を引っ張っていたような記憶がある(思い違いかもしれないが)。プールも室内の温水プールだったし、水揚げしたばかりの「花咲がに」をストーブの上に置いた大鍋で湯がいて食べたのもいい思い出だ。当時、東京の子供でそんな豪快な食べ方をした子はあまりいなかっただろう!今でも「花咲がに」というとあの頃を思い出してしまう。

花咲がには蟹といってもザリガニの仲間らしい。足の数が6本。これはタラバガニも一緒である。


料亭で祝う・・・

2009-07-28 16:25:42 | グルメ
 三日遅れで誕生日を祝ってもらうことになった。。。
今年は和食。お造りが美味しいと評判の料亭で、上本町にある「天繁」という隠れ家的なお店だ。
千日前通りから十メートルほど行ったところを細い路地に入る。路地の端には大きな錦鯉が泳いでいる。大通りの喧騒も届かない大人びた空間が広がっている。

色々なコースがあるが、料理長推薦のコースで当日予約でも受付OKの「和なごみコース」をチョイスした。

献立は…

前菜:インゲン胡麻和え 鱧の子鯨おのみ仕立 鮎一夜干し パプリカ寿司
   縞豆腐 亀甲生姜 蛍茄子


椀物:鱧沢煮椀
向付:平目 鮪 鱧落し(梅肉醤油)


焼物:太刀魚塩焼 木の葉生姜 餅麩田楽


鉢物:賀茂茄子おろし煮 万願寺 糸花


揚物:海老天婦羅 玉蜀黍かき揚げ


強肴:帆立貝酒煮 海老 蛇腹胡瓜(露生姜 旨酢煮こごり)


御飯:玉蜀黍御飯 赤だし 香の物三種
水物:メロンと葡萄

これに評判のお造り盛り合わせを注文した。
 

全部の写真は食事と話に夢中で(飲み過ぎで)撮れなかったが、、、トウモロコシの御飯というのも意外に和食に合う。。。
評判どおりの食材と器で充分に楽しませてくれた。

こういった構えのお店でもリーズナブルな料金体系で我々庶民も出入りできるとは、いい時代になったものだと思う。バブルの頃なら無理だったろう。飲み代がなければこれだけの料理で一人一万円もかからない。和コースだけなら税込みで6,300円(サービス料は別途)。このコース以上は当日予約はできない。

今日も心地よく酔って家路についた。。。。。。

地域のお祭りで汗にまみれる…

2009-07-26 21:18:55 | 日記
 大阪の天神祭りといえば日本の三大祭の一つだ。
7月25日はその天神祭りの本宮。大阪市の中心部を流れる大川を約百隻の船が巡行する「船渡御」(ふなとぎょ)が行われたり、5000発の大輪の花火が夜空を焦がす。川岸や橋の上には浴衣姿の人が集い、今年は約130万人の人出で賑わったという。。。

 その華やかな日に、、、私は地元で地域のお祭りに参加しなければならない。
毎年のことだが7月最終土曜日に実施される校下のお祭りが、今年は天神祭りの日と重なってしまったのである。会場の小学校の校庭には20日の「海の日」に地域総がかかりで櫓やテントなどが既に設営されている。

 しかしこの日は昼過ぎから猛烈な雨が降り出す。。。中止か?決行か?
連合町会では判断に悩んだろうが、結局は決行!

雨も上がり日差しも射す中、午後三時にはどの町会も各種団体もテントの中で思い思いの出店を展開した。雨で水溜りだらけの校庭には砂がまかれ何とか晩の盆踊りもできそうな感じになった。

天神祭りに食われてしまうのでは?という心配された人出も杞憂で、どの店も繁盛のようだった。
選挙も近いので候補者は挨拶回りに汗を流す。応援している候補が来れば声をかけてあげる。。。平年よりも雨上がりで気温は多少低いが蒸し暑いことに変わりはない。こちらも子供たち相手に皆汗だくになる。
辺りが薄闇に包まれる頃、櫓を中心に浴衣姿のおばちゃんたちが輪をつくる。
提灯が燈り、盆踊りの音頭取りが歌いだす。


午後8時ごろには校庭は踊りる人たちと夜店を楽しむ人たちで大いに賑わう。
毎年、しんどいなぁ~と言いながらでも、やってる間は皆楽しそうなのがこうした行事の特徴だ。。。実際、家に帰り風呂に入れば、皆バタンキューだろうが、子供たちの喜ぶ顔が何ともいえない一日であった。

明日の片付けは仕事なのでパス…ごめん

○○歳のバースディを祝ってもらう

2009-07-26 15:43:04 | 日記
 7月24日は私の誕生日である。
この年になれば、実際それほど感慨もなく、祝って欲しいという意識もない。
ただ、お祝いメールが届いたりプレゼントをもらえればやっぱり嬉しいものである。今からでもプレゼントは受け付けているので、お気軽にどうぞ(笑)!


ただ幾つになっても好奇心とチャレンジ精神は保ってこその人生だと思う。
それには健康であることが前提だが、「もう、年だから…」という台詞には縁のない生き方をこれからもずっと続けていきたい。



地域の健全育成連絡協議会に出てみる・・・

2009-07-26 15:27:44 | 日記
 我が子が小学生の頃にはこんな会議にもちょくちょく出ていたが、久しぶりに夏期休業中の子供たちを考える校下の健全育成連絡協議会に出てみることに。。。
私に青少年福祉委員という肩書きもあるし参加することに吝かではない。家内も民生委員・児童委員なので問題ない。デート気分で小学校まで歩いた。
 内容的には今も昔も大差ない。地域の子供たちは地域のみんなで見守っていきましょうという会議であるから、それ自体変わりようもない。
ただ子供の数が減って、子供会組織がほとんどなくなってしまったようだ。こうした場へ親たちが足を運び考える機会は、私の場合は子供会がきっかけだった。。。
 
 子供たちの教育について熱く語ったために、、、帰りは生ビールで喉を潤さねばならなかったが…

46年ぶりの皆既日食

2009-07-26 15:14:30 | 日記
 
 月が太陽を完全に覆い隠す皆既日食が22日の午前11時過ぎ、日本の陸地で46年ぶりに起こった。鹿児島県の奄美大島やトカラ列島の悪石島などへは、高額のツアーが組まれたりして多くの天文ファンが出かけていったが、曇りや雨の空模様で暗くなっただけだった。(残念でしたね~)
実際の皆既日食の観測は、東京都の硫黄島などを除きできないところが多かったようだ。
 次回の日本での皆既日食は26年後の2035年9月、北陸や北関東で観測されるほか、2012年には九州南部や関東などで、月の回りにはみ出した太陽がリング状に輝く金環日食が起きるという。

衆議院解散~、、、

2009-07-26 14:53:50 | 日記
 いよいよ衆議院が解散してしまった。
何でこの時期なのか解らない。嫌がらせとしか思えない仕打ちだ。
「8月18日公示、同30日投開票」だが、事実上の選挙戦がスタートした。
今度の選挙は、この国の将来を決定付けるという意味で、近来になく大切な選挙になるはずだ。
 選挙向けに我々投票者に迎合するようなバラ色の政策を列挙する党もあるが、この国を立て直すためには、我々国民も一時期辛抱を覚悟して、厳しい道を切り開いていく人を選ばなければならないだろう。未曾有の経済危機、雇用、年金問題、地方自治、環境問題、教育など問題は山積している。
 耳に心地よいことばかりを言って、国民に幻想をもたらすのはよくない。確かに夢は必要だが、高い志と国家感を持って本当のことを訴える政治家を選びたい。
今回は投票率もかなりアップしそうだが、選挙民に媚を売ることしか考えない「政治屋」に騙されてはいけない。
いずれにしても、この選挙、国民一人ひとりの責任は重いのである。

虚脱感 脱力感 無力感

2009-07-25 12:15:01 | 日記
 京都から帰った翌日、、、外見はいつも通りの朝がやってきた。
しかし実のところは虚脱感で一杯だ。幻影のような夏休みから余韻に浸る間もなく強引に現実に引き戻されたような行き場のない不満が…  時間が経たない。。。

しかも今晩はOさんのお通夜がある。2ヶ月ほど前は元気で一緒に酒を飲んだり、ゴルフにも行っていた人が、もうこの世にいないと思うと無力感に苛まれる。
動物が好きで、めったに見ないピレーニーズという山のように大きな白い犬(「ノンちゃん」)を飼っていたこともある。犬好きの間でも結構有名人だった。

子供に恵まれなかったOさんは奥さんを10年ほど前に亡くしてから男の一人暮らし。。。やはり色々と無理もあったようだ。しかし75年の生涯を充分に楽しんだように思う。 

翌日の葬儀、大勢の見送りを受けて天国へと旅立ったOさん…またあっちでいつか麻雀でもしよう!  

でも人生は生きている内が華だよね~Oさん。。。悔いの残らないように思い立ったら躊躇せずに実行してみようと思います、、、何事もね! 色々ありがとう!   
合掌。。。

祇園祭・・・暑い京都のラビリンス その④

2009-07-24 10:18:58 | 旅行
 京都の夏は暑い、、、盆地特有の蒸し暑さだ。熱を帯びた大阪の空気が瀬戸内海の海風に乗って京都へ流れ込み盆地の中を滞留する。
そんな京都の空気に染まって、私も熱にうなされた夢遊病者のようだ。歴史の迷宮にさ迷い込んだ非現実感に酔っている。夏の京都は昼夜を問わず、そんな不思議な空間。。。


 巡行の朝、各地域の山鉾32基は四条通の出発ラインを目指して集結する。籤で決められた順番で四条通を東へ向けて出発。先頭の長刀鉾は籤によってではなく、常時先頭でスタートする。その長刀鉾に乗った稚児が刀で縄を切るところから山鉾巡行は始まる。
一基ずつ「くじあらため」という儀式を経て、四条通と河原町通の交差点で辻回しをして北上、河原町通から御池通で再び辻回しをして西へ、御池通から最後の辻回しを新町通を南進するために行う。辻回しは竹を縦に細かく割って、それに水をかけて抵抗を減らし大きいものでは2mを超える車輪をその上で引き回しながら方向転換する。大きい鉾は掛け声と共に二度、三度と引き回さないと方向転換できない。その絵は、まさに巡行のハイライトシーンとも言える。観客からも大きな拍手と歓声が送られる……。

 私たちは比較的人出の少なそうな御池通と新町通の曲がり角付近に陣取って、次々にやってくる豪華絢爛な山鉾を見送った。思ったよりもスピードがある。引き手も大変である。辻回しの時に時間を取るのでその間に水分補給をする。
天候の関係で、飾りは透明のビニールシートで保護されていたが仕方ないところだ。
 
あっという間に時間は流れて行く・・・ 夏休みはもうすぐ終わりだ。。。

私を呼び出してくれた彼女に感謝しつつ、また来年も迷宮をさまようこの気分に浸りたいと心から願った。彼女と別れ際にきつく握手をした。たまにはこんな非現実的なご褒美もいいものだ。。。彼女は東京を目指し、私は大阪に帰るために京都を後にした。現実に帰るために・・・





祇園祭・・・暑い京都のラビリンス その③

2009-07-22 17:05:17 | 旅行
 彼女とはもう数十年来の間柄だ。お互い酸いも甘いも知り抜いた大人同士だ。

しかし、京都の夏、宵山の幽玄さはそこに居るというだけで刺激的だから、お互いに見つめ合ったりするとそれだけで熱さに溶けてしまいそうになる。。。沈黙はそのまま二度と戻れない境を越えてしまいそうな晩だ。。。何かの拍子で手をつなげば、きっと彼女も駄目になってしまう雰囲気に。。。 さぁ、どうする???

この先は自主規制すべきだろう。ブログでは公開しない方が意味深でしょう?(笑)

一夜が明けた・・・朝、ホテルから見る烏丸通りは祭りの後といった感じだ。夜店も晩の間に撤収されて、ほぼ普段どおりの街並みに戻りつつある。

いよいよ今日は山鉾巡行だ。祇園祭のハイライトといえる。
ちょっと早めに起きて、イノダコーヒーという喫茶店にみんなでモーニングを食べに行くことに。。。70年は営業している老舗の有名店だ。六角通りから少し北へ入ったところにある。
朝から10分ほど並ばされ、ちょっとテンションが下がる。色々なメニューがあったが、一般的なモーニングをチョイスした。
コーヒーにコップ半分のオレンジジュースが付いてきて、ワンプレートにはスクランブルエッグ、ソテーしたハム、プチトマトとアスパラの入ったグリーンサラダ、8分の1カットしたネーブル。それにクロワッサンが一つ。価格は1200円だ。
コーヒーは砂糖とミルクが最初から入っているので違和感がある。値段もモーニング・サービスという割には違和感がある。(高)

腹ごしらえを済ませてホテルに戻ると携帯が鳴った。胸騒ぎがした。
大阪の知人Kさんから、、「今頃何やろ?」、訃報だった。。。例の十三市民病院に入院されていたOさんが今朝7時に亡くなられたという報せだ。 危ない状態だったが、、、しばし固まった。。ちょっと早過ぎる!
・・・明日お通夜、明後日が葬儀。旅先でこうした報せをもらうと…
しかし、それはそれ! まだまだ旅の途中だ。気を取り直して、、、
             let us go!         つづく(あ~)