フロク*ブログ

*とても気ままにブログ*
SLE歴まもなく20年。
二児の母です。

フランス4 日目 (2)

2009-08-31 12:22:20 | Weblog
全く自転車乗らない人間のサイクリングが始まりました。


最初は住宅街の道路をひたすら走ります。数分ですでにちょいとばてぎみ。

郊外に向けて走るにつれ、お庭が素敵なおうちが増えていきます。

お庭がお花畑!あざやかで見ていると疲れを忘れ癒されました。

住宅街を走る事 約40分。(多分)

友人が「そろそろブドウ畑入るよ~。」と言い、家の裏手の道路の先の砂利道に入っていきます。

目の前に一面緑のブドウ畑。爽やか風が吹き抜けます。
緑がまぶしいです。

ちょっと行ったところで草っぱらがありました。
広い広い草原の真ん中に大きな桜の樹が一本。

樹の下の日陰で休憩。

足元にはいろいろな花が咲き、柔らかい土の匂いと緑の風の匂いが通り抜けていきます。

空が青く、右も左も後ろもブドウ畑。遠くには家畜の馬がいます。

絵に描いたような 素敵な場所でした。

草の上に座ってのんびり。

ゆっくりしたあと、再スタート。

雨が降ったのか、地面がぬかるんでいるところが何ヵ所かありました。靴、靴下、自転車ともどろどろ。

そんな土もあれば、砂利道が続いたり。
ギャーギャー言いながら笑いながら自転車こいでました。

アスファルトに入るとガタガタ道から外れるのでちょっとほっとします。

アスファルト=街に入った

玄関に座っているおばあちゃんもおじさんもみんな「ボンジュー」と素敵な笑顔で挨拶してくれます。

みんな心も優しいんやろなぁ~。だから街もきれいなんやろなぁといろんなモノが温かく優しく感じました。

自転車で走ってる親子、坂道をゆっくり登る私たちをぐんぐん追い抜いていくお兄さんたちもみんな挨拶してくれます。

街の案内板

街の中央←
カフェ〓
ホテル〓

って感じでシンプルな案内板が素敵でした。

途中で五世紀に出来たできたという教会に寄り道。
街のはずれの丘の上に建っていました。

古びた教会。しかし周囲は青々とした芝生と木々はきれいに手入れされていました。

教会の庭には牧師さん(神父さん?)のお墓(ドラキュラ出そうな石の棺桶)が並んでいました。

お昼の日射しに石のお墓の上でネコがお昼寝。気持ちよさそう。

立ち寄った教会で最もシンプルなものでした。

中に入るとひんやりしていました。いっぱい座っても50人入らないくらいのところ。
誰もおらず、静かに自分の足音だけが響きます。

北側は朽ちていて、入れませんでした。

ここで過去から今まで一体何人の人がお祈りしてきたのだろう…と。
きっとものすごい数なのでしょうね。

午後の柔らかい日射しが教会に差し込みます。
豪華なステンドグラスなんてないけど、シンプルイズベストです。なんとなく柔らかく優しい空気が詰まってる所に感じました。

と、いろいろ思ってたら、音がしたので振り返る。

さっき表にいたネコが私についてきます。教会には私とネコだけ。

なんだか地元のネコちゃんに「いらっしゃーい」と歓迎されてるような気分になりました。

教会を出て、芝生で一休み。心地よい風が通り抜けていきます。

しばらくすると、さっきのネコが出てきて、また石のお墓をうろうろ。一生懸命トカゲか何かを取ろうとしてました。それまた可愛い。

さて、次に向けて出発です。

自転車で道路を下る時、原チャ並みにスピードでるので、ちょいと怖いです。

次の村に向けて走ります。右、ブドウ畑、左、ブドウ畑。
空は青空。

次の街はワイナリーがたくさん並びます。その中でも一際手入れが行き届き、かわいいお店が。

友人がお向かいのおうちの窓から顔を出しているおじさまに「ここってどう?」と聞いたら、「いいとこだよ。」らしき回答。

早速入ることにしました。
続きは次の日記へ。



まだまだ書きかけですが
この日 自転車で通った街の一覧です。(友人の日記から拝借)

ディジョン→ Marsanny → Couchey → Fixin → Brochon → Gevry-Chambertin → Morey-St-Denis →
Chambolle-Musigny → Vouget → Vosne-Romanee → Nuits-Saint-Georges

だそうです。すごいなぁ~。

お時間ある方、Google mapで航空写真を見てみて下さい。一面、緑です。