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再生可能エネルギーの開発状況と今後の展開

2024-01-09 07:10:29 | ガスタービン
ここしばらくというか令和と言うか平成後半からはあまり学会活動に顔出してないなぁ~
今年は関西エリアである時は参加したいなぁ~

さて昨今はカーボンフリーと言うことで再生可能エネルギーに注目が集まっているでつ。
ということで…
開発状況と今後の展開だなぁ~




日本が2050年までに目指しているカーボンニュートラル。
実現における最大の課題として、エネルギー転換部門の脱炭素化が挙げられるでつ。
エネルギー転換部門は日本のCO2排出部門の中で最大であり、CO2排出量のうちの41%を占めるでつ。

エネルギー転換部門の脱炭素化の切り札が、再生可能エネルギー。
最近では、再生可能エネルギーの一つである洋上風力の発電所が秋田県にて全国で初めて商業運転を開始したでつ。
再生可能エネルギーとは、自然界に存在し、温室効果ガスをほとんど排出しないエネルギーのこと。

再生可能エネルギーは、日本国内の省エネ法で定められている基準と温室効果ガス排出量算定の国際基準で
定められている基準が異なるでつ。

種類は、太陽光・風力・水力・地熱・太陽熱・大気中の熱・その他の自然界に存在熱・バイオマス。
課題としては…

コストの低減とFIT制度からの自立化、 地域との共生・事業規律の強化、系統制約の克服に向けた取り組み、
電源別の特徴を踏まえた取り組みの4点。

再エネを主力電源化する上で一番重要なことが、電力供給の安定化。
FIT制度などにより、再エネ電力事業者も増加し、市場規模の拡大はすすんでいるでつが、供給量が天候に
よって左右される太陽光発電への偏重が問題となっているでつ。

電力供給には同時同量という、短時間内での需要と供給を一致させなければならない原則があるため、
再エネの主力電源化には供給量が調整しやすい水力・バイオマス発電や、蓄電池の普及が必要となるでつ。

FITの制度下では、安価で費用対効果が高く、参入障壁が低い太陽光発電に事業者が集中してしまったため、
「安定化」と「事業として取り組むメリット」を両立させる対策が必要。

海外の主要国では、大規模な普及により再エネの発電コストは大きく低下。
他の電源と比べてコスト面でも競争力のある電源となっているでつ。
日本は国際水準と比較し、再エネの発電コストはいまだに割高傾向にあるでつ。

日本の再エネの発電コストが下がりにくい背景に、日本の地理条件があるでつ。
温暖湿潤気候による日照時間の不安定さ、平地など発電条件に合う土地の少なさ、大陸の東側で偏西風などの安定した風況の恩恵が小さいなど、
日本は太陽光・風力などの費用対効果が上がりにくいという課題があるでつ。

地理条件は解決が難しく、別の分野でコストダウンをする必要があるでつ。
現在の日本では発電機メーカーや発電事業者の価格競争を促す入札制度などの取り組みが進められているでつ。

主力電源化を目指すとなると、水素エネルギーのような地理条件に左右されない発電方法など、新たな技術開発・普及が必要になることが予想されるでつ。
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