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下水汚泥焼却、高温化でN2O&GHG排出量削減

2024-08-06 07:10:29 | 理系オタク
下水処理場におけるN2O排出量削減に関する共同研究が完了したことを受けて、調査結果を公表。
下水汚泥焼却炉での燃焼温度を高温化することで、N2O排出量を削減できることなどが明らかになったでつ。

今回の研究では、下水汚泥焼却炉におけるN2O排出量削減技術の検討として、燃焼温度とN2O排出量削減およびN2O排出係数、
GHGのケーススタディの3点を分析。
燃焼温度を900℃以上に上昇させることで、下水汚泥焼却炉からのN2O排出量が大幅に削減できたでつ。

実証における900℃以上のN2O排出係数の中央値は、35g-N2O/wet-t。
これは、850℃以上900℃未満のN2O排出係数の中央値199g-N2O/wet-tと比べて、N2O削減率は82.4%。
なお、独自の実証では、N2O排出係数の中央値は、0.8g-N2O/wet-tと著しく小さい値となったでつ。

今回のN2O排出係数の実測値を、国土交通省に対し、追加区分「900℃以上」の下水汚泥の焼却に伴うN2O排出係数として提案。
また、混合生汚泥と消化汚泥における900℃以上の焼却に伴う汚泥処理施設からのGHG排出量のケーススタディを実施。

その結果、脱水汚泥処理量が増加するに従い、GHG排出量の削減効果が増加することが確認。
消化汚泥の場合は自燃が可能なため、消化ガスを全量発電に利用でき、GHG排出量は大きくマイナスとなったでつ。
なお、ストーカ炉では、混合生汚泥におけるGHG排出量の合計が流動床炉より大幅に少ない結果となったでつ。

脱水汚泥処理量100t-wet/日以上のGHG排出量はマイナスだったでつ。
今回の共同実証は、地方公共団体が抱える複雑で高度な下水道分野の課題解決を目的に、民間企業で開発された技術の効果や適用範囲、
留意事項などを技術マニュアル、技術資料としてとりまとめるでつ。

実証および結果に基づく研究は2022年10月から2024年3月まで行われるでつ。
ごみ処理施設で培ったストーカ炉の技術を活用し、下水汚泥の安定した処理方法の確立するでつ。
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