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バイオメタネーション技術の共同研究成果を公表

2024-01-20 07:10:29 | ガスタービン
共同で研究開発した技術は、メタンへの変換にMBfR(membrane biofilm reactor)と呼ばれる膜技術を適用することで、
CO2の分離精製から回収までをコンパクトに一体化した点が特徴。

CO2の分離精製は、シンプルな水洗つまり水への溶解の原理に基づき、水洗後、バイオメタネーション槽で
溶存二酸化炭素を水に溶けにくいメタンに変換し、気体として回収。
同技術では、バイオメタネーションがCO2の有価物への変換工程と溶存CO2の不溶化による回収工程の2つの役割を果たすでつ。

バイオメタネーション槽にMBfRを用いるため、水素の供給に要するエネルギーを節減するとともに、生成したメタンへの
水素の残存が抑制できるでつ。
同技術によるメタン生成を確認。

この成果の取りまとめが今年度の環境技術・プロジェクト賞に選ばれたでつ。
バイオメタネーションは、水素とCO2からメタンを生産するメタネーション技術のうち、微生物の反応を利用するもの。
バイオメタネーションの原料のうち、水素については、再生可能電力による水の電気分解で確保することが共通認識となりつつあるでつ。

一方、CO2については、燃焼排ガスや消化ガスなどからの回収・再利用が想定されるでつが、特に中小規模の排出施設に適した
回収技術には課題。

MABRは気体透過膜の片側に生物膜を担持して、逆側から生物に用いる気体を供給する技術。
膜を介した気体の供給は濃度勾配に応じた拡散現象であるため、曝気つまり気泡生成+撹拌に比べて大幅な省エネ。
また、気体を溶存状態で局所的に供給できるため、適切な制御の下では、供給した全量が生物膜内部で消費されるでつ。

メタネーションの技術も早く普及してほしいでつ。
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