スクリプター・野上 照代さんが、黒澤 明監督について語るエッセイです。
「もう一度お天気待ち 監督・黒澤 明とともに」 (草思社 1,900円)
黒澤 明監督と三船 敏郎さん、三船 敏郎さんと仲代 達矢さん、
それぞれの信頼関係と破綻も描かれます。
私は高校生の頃、「赤ひげ」を観ました。
「赤ひげ」は黒澤 明監督の集大成と思ってましたが、
脚本家・小国 英雄さんの「あれは違うぜ」になるほどと、この歳になって気がつきました。
映画って、作る側から見ても面白いもんですね。
味のあるイラストは野上 照代さんの原画に、和田 誠さんが手を入れたものです。
・スクリプターとは、映画の撮影現場において、撮影シーンの様子や内容を管理、記録するパートのこと。
写真は資料
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