今年のアカデミー賞 作品賞、監督賞など主要五部門を受賞した映画 「アーティスト」です。(大阪ステーションシネマ)
3D映画や、金をかけた特殊撮影、大作の多い中、なんと白黒サイレント…つまりセリフ無しの映画です。
最低限のセリフは字幕で出ますが、他は音楽だけで、俳優は映画本来の演技力が要求されます。
サイレントからトーキーの時代が来て、主人公が取り残される不安な夢のシーンが秀逸です。
そうそう、映画って元々こんな面白さだったよね、と思いだします。
映画界の流れに、敢然と反抗するような監督と、演技賞をあげたいあの犬に星☆☆☆みっつです。
演技賞をあげたいあの犬って何のことや…と思う人は映画館へ行ってみましょう。。
(ミシェル アザナヴィシウス脚本・監督 100分)
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