花咲く娘たちは 花咲く野辺で~
ひな菊の花の首飾り やさしく編んでいた~。
ザ・タイガース、最大のヒット曲は「花の首飾り」と言っていいでしょう。
あの歌詞は一般から募集されたものを、なかにし礼さんが補作しました。
投稿されたオリジナルの作品は、どんな歌詞だったのか、
詩を書いた北海道の19歳の女学生は、今どうしているのか、
なぜ、あの曲は沢田 研二ではなく、加橋 かつみがボーカルなのか、
瞳 みのるさんが、四十年前を訪ね歩く「ザ・タイカース 花の首飾り物語」です。
「これは歌詞のルーツをたどる旅ではなく、自分探しの旅だった」
と言う言葉が印象に残ります。
(瞳 みのる 1,500円 小学館)
写真は資料