東京都写真美術館で
"TOKYO" マグナムが撮った東京を見る。ここに来るのは4、5回目だけど、アトレカードで200円引きしてくれるなんて今まで知らんかった。
「マグナム・フォトとは1947年、ロバート・キャパ(ハンガリー)の発案で、アンリ・カルティエ=ブレッソン(フランス)、ジョージ・ロジャー(イギリス)、デビッド・ シーモア(ポーランド)らが創設し、会員が出資して運営する フォトジャーナリストの集団」である。
「戦後日本を訪れた数多くのマグナム・フォトの写真家たちによって、東京というメガシティがいかに写し撮られてきたかを、1950年代から2005年までのモノクロ、 カラーによる約150点の写真作品と映像作品で展開いたします」だそうな。
お相撲さんや大喪の礼、通勤ラッシュ、おそろいの黄色い帽子に黄色いカバンの幼稚園児といった日本っぽいものをモチーフにした写真も結構あったけど、一般の人の一日を追った4枚の写真や、長嶋茂雄の写真がよかったなぁ。とくによかったのが、1961年に
バート・グリンという人が撮った小学生くらいの兄弟妹の写真。虫眼鏡をかざしている兄貴の後ろに隠れて、恥ずかしそうにしてる弟と、人懐っこい笑顔の妹がすごく印象的だった。
自分の目で見て記憶することが一番大切だけど、写真を撮って記録するってのも大事やねぇ。自分の記憶は人に見せることはできないけど、写真は多くの人に見てもらえるもんなぁ。