呑み後、夜中の12時頃、今回の旅の最大の難関である対馬行きの
フェリーに乗るために博多ふ頭へ。
初めてくるところだし、夜中だしで、待合所は不思議な雰囲気だった。
酔い止めを飲み、30分程待って乗り込む。
船は思ってたよりかなり大きくて(車も乗せるわけだしね)、ちょっと安心。
だったぴろい大広間みたいなところに知らない者が同士がざこ寝。
なんか戦後みたいな雰囲気でちょっとおかしかった。
酔わないためには一秒でも早く寝ようと耳栓をして寝る。
横にいたおじいさん6人組みが酒盛りをしていて騒いでいたけど、
気にすると余計に眠れなくなるので無視。
ようやく眠りに入った頃、船のスタッフがさっきの6人組みに「苦情が出てますんでお静かに」と注意されていた。
しかし、逆ギレしていたので、オレはムクッと起きあがり、向こうの目をにらみ、ひと差し指を口にあてて「シー!」としたら、大人しくなった。よかったわ。
目がさめた時にはもう対馬に着いていた。朝の5時ちょっとだからまだ暗くて寒い。
有り難いことにヨシケンが車で迎えに来てくれていた。
展望台で朝焼けを待つ。いやぁ、ナイスタイミング!
美しくもちょっと恐いような真っ暗な海がだんだんと明るくなってくる。
デジカメを出した時に問題発生!
なんと、デジカメの液晶が割れていた。当然、何を撮っているか見えないし、ホワイトバランスなどの調整もピント合わせも出来ない。しょうがないから勘で撮った。
新築したばかりのヨシケンちへ。
天井が高くて、ウッドデッキから大きな山が見える。居心地最高。
何の因果か昨日の夜に隣の家の人が亡くなったらしい。40才ちょっとって早過ぎるよね。
その葬儀に参加するためにヨシケンは出ていった。
こちらは申し訳ないけど、朝の7時に二度寝させてもらった。
昼の1時頃、ヨシケンが戻ってきた。棺をみんなでかついでお寺に運んだそうだ。
近くでそばを食べ、島をまわる。
かなり入り組んでいる。
スーパーで遊ぶこどもたち。
運転がうまいからか、全く車酔いしなかった。
夕焼け。
家に戻ると、お母さんが食事の準備をしてくれていた。
名物のいり焼き。鍋みたいだけど、「焼き」らしい。
地鶏もスープも最高にうまかったけど、肉厚のしいたけがとんでもなくうまかった。
うちらが2人で食事する時にお母さんがふっと消えるのは、さすがヨシケン母だ。
すごく美味しかったです。御馳走さまでした。