グッドマンへ。早く着いたのでソファーで休憩。50過ぎの女性がいて、誰のファンだと思っていたら、ビイドロのVoの母だった。「もうちょっと痩せなさい! バンドの名刺を作りなさい」とか言ってて、しまいには親子ゲンカする始末。
モールスは『地下天文台』と『子猫カレンダー』よかったぁ~。前のほうではNATSUMENの人たちが暴れていたぜ。
NATSUMENは、最初見た時は帽子をかぶっていなかったベース君だがどんどんエスカレートして、京唄子のようになっていた。さすがにやり過ぎたと反省したのか、今日はなし。でも帽子なしだと、ちょっと貧相だ。
ドラムは最初から半裸。そんなに大きい人ではないけど、若い頃のブルーザ・ブロディを思わせる筋骨隆々な体とモジャモジャな髪型。そして、全身を使って叩きまくる姿はフーファイターズのデイブなんとかさんのようで、完全に日本人離れしていて、ホンにすさまじいぜ。
白いスクリーンがあがるとセンターでアインという人がおもちゃの笛を吹いていた。今までにないパターンだ。3曲目の『Whole lotta summer』で、いつもは轟音の渦で気付かなかったフルートのシーケンスフレーズがかっこよくて鳥肌。
いつもは最後にやる『Pills to kill ma August』のイントロがながれた時「今日は短いけど、大満足」な気持ちでいたら、なんと続けて知らない曲が! 一瞬、新曲かと思ったがお客さんのリアクションをみるとどうやらBOAT時代の『AKIRAMUJINA』という曲らしい。初めて聞いた曲なのに涙腺が決壊したよ。99年頃Queで見たBOATには全くピンとこなくて、CD聞くこともなく解散っていうか活動休止? になったんだよね。ナツメンでは後期BOATの曲をやってるそうで、その頃のCD探してんだけど廃盤なのかどこにも売ってないんだよなぁ。
ライブが終わってもやまない拍手。アインって人が出てきて「ありがとうございましたぁ~! 次もまた来てください!」と言ってようやく終わった。今日出たバンドの人やお客さんが口々に「すごかったねぇ」とか「映画を一本観たようだ」とか語りあっていた。やっぱりね、あんなスゴイライブをやられたらそうなるよ。
フライヤーに「NATSUMEN.部長fromNARA・A×S×E率いるインストゥルメンタル集団もといサークル。現在会員7名」って書いてあったんだけど、ものすごくこのサークルは楽しそうだよ。楽器弾けないからマネージャーで入りたいところだ、
男性誌オーリーでは向井君が増子ちんとお洒落について語り、GMではたぶちさんがネットに苦言を呈し、北尾さんの新雑誌『CV』が発売されていた。80年代にあったWETという雑誌の記事が面白そう。