ひとの日記を読むのが結構好きだ(いつもと違う書き出し)。知らない人のも読むし、知ってる人のも読む。「わたしはこんなに面白いことが書けますよ~」という日記は面白くなくて、ただたんたんと書いている日記が好きだ。
末井さんの日記は不思議な面白さがある。
2、3年前から読んでいるとりいさんの日記も面白い。前は変にいばりくさったイヤな人というイメージがあって敬遠してたけど、そうでもないみたい。とりいさんを一般の人が一番わかるように説明すると、町田康が昔やっていたバンド、INUのアルバムをプロデュースした人。ってよくわからんか。
で、そのとりいさんが何年か前から占いをやっていて、そのことがよく日記に出てくる。読んでるうちに興味が出てきたので、アポを取って吉祥寺で占ってもらうことにした(長い前ふり)。
滅多に吉祥寺へは行かないので、早めに着いてサンロードのスーパー三浦屋の地下にあるさくらいで五目うま煮そばを食べる。昔ながら中華屋さんの味だ。
待ち合わせ場所のルノアールへ。サングラスをかけたとりいさんが座っていた。LKJのTシャツをほめられ、軽く世間話をして占いがスタート。
ここで問題発生。とりいさんの声が大きすぎるのだ。ポイントとなるところは余計に大きくなってまわりのお客さんがこっちをチラチラと見ている。まるで、変な宗教の人たちにツボを無理矢理買わされている人のようじゃないか。ツライ。でも、占ってくれている人に「静かにしてもらえませんか」って言うのも気が引けるのしなぁ。でもまぁ、そういう状態の自分がおかしいってのもあったので、だまっていた。
基本的に占いってどうとでも取れるようなことを向こうが言って、それに対してこちらが何か言うと、それにあわせて向こうが「じゃぁ、あなたはこうでしょう」とか言うようなイメージがったので、最初はずっと向こうの話しを聞くだけでいた。それでも、かなり当たっているので、こちらからもいろいろと質問したりして、あっという間に1時間30分経過。これで5000円は安いと思った。
もともと、占いにはそんなに興味がなかった。占ってもらうのも今日が初めてだし。まぁでも、ちょうどいいタイミングで占ってもらったんだろうな。前向きにとらえて努力して行こう。
駒込でリハ中のオーケソをたずね話しを聞く。新しいデスクは加藤夏希似。新しいマネージャーさんと会うのは初めてだ。笑顔が感じよくて安心した。きたかたけんぞうとの対談でテープがまわっていなかったと、4年経って初カミングアウト。驚いていた。老後はハワイで過ごすという話しで、「ロコモコ作るから遊びに来てよ」と言われ大爆笑。
駒込からひと駅の巣鴨で下車し、テレビで秋山が取材していた
居酒屋充味へ行く。「食事できますか?」と言ってのれんをくぐると、時間が早かったようでお客さんは誰もいない。仕事帰りに呑み屋に行くなんて習慣はないし、お店には大将と奥さんとその娘しかいないからちょっと緊張。テレビでもそうだったけど、ここの大将の笑顔が最高なんだ。ホントに心の優しい人なんだなぁってのが伝わるのよ。名物のマグロほほ肉丼と冷やしトマトを食べ、「また来ますねー」と言って外へ出た。じと~っとした空気を感じながら、巣鴨の商店街を抜け、ウチに帰った。
今日の日記は長いねー。