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昨日、夜の3時に寝たのに9時起床。う~。
10時半頃末広亭に到着。当日券を求め並ぶ。前には美大生っぽい小雪似のコがいたけど、お母さんと一緒だった。ちょっと肌寒いけど陽が当たって気持ちいい。トミーからメール。9月に出産したらしい。いやぁ、めでたいねぇ。これまたイイ気持ちになった。落ち着いたら子連れでランチしましょう。おめでとう!
木製の階段をギシギシいわせながら2階へ。1階の両脇にある桟敷席と同じで畳敷なのね。古いお寺にいるような感じ。
「これまで寄席に縁のない人に足を運んでもらい、浮世離れした寄席の雰囲気を体験してもらうため。年に一、二回開いて新たな寄席ファンを開拓したい」とは今回の企画をプロデュースした小朝の弁。
演者が14人、しかもほとんど知らない人ばかりで4時間半の長丁場はキツイかなと思ったけど、落語と落語の間に講談、神楽曲芸、漫談をはさんだり、「お仲入り」という休憩があって、平気だった。
中盤、巨漢の人が出てきて驚いたんだけど、元力士の歌武蔵という人で結構面白かった。
次は春風亭小朝。どっかイヤらしい感じがして苦手なんだけど、出てくると舞台がパっと明るくなる。やっぱ、オーラあるねぇと思っていたら、髪の毛が金色なだけだった。
次の前田健って誰だろうと思っていたら、松浦亜弥の物まねをする人だった。交通整理のオバさんをひとりで演じていたが、何回もかむうちに、会場もどんどん笑わない雰囲気になっていき、そのまま終了。落ち込んでるだろうなぁ。
次は待ってましたの劇団ひとり。ムカイファンのきみちゃんやエミコさんらが絶賛する人だ。テレビでは何度も見たことはあったけど、初生観戦。最初にやったくどいマジシャンのネタはまぁまぁだったけど、用務員、ウォン・チューレンのネタは大爆笑。平均年齢50歳くらいの観客にどっかんどっかんウケていた。
三遊亭楽太郎は「今日の出演者は変なのばっかりなので、落語はやめて形態模写をやります」なんて言ってる。いいなこのノリ。機嫌のイイ時の立川談志に爆笑。
お仲入り明けは鶴瓶が一番会いたかったという爆笑王の川柳川柳と鶴瓶のトーク。川柳って人のことを爆笑王ってみんな言ってるんだけど、全然知らないんですけど、この人。ちなみにかわやなぎせんりゅうと読むらしい。
で、この川柳さんはもう70歳過ぎてるんだけど、もう放送禁止用語連発。昔の流行歌、軍歌、ジャズ(これは口ベース口ラッパで)など歌いまくりのやりまくり。確かにスゴイよこの人。オセロの松嶋と共通するアナーキーさがあるので、鶴瓶+川柳のきらきらアフロ見てみたい。最後は鶴瓶の落語。東京の寄席でトリを取るのは今回がはじめてらしい。
今回初めて寄席に行ったんだけど、いやぁ、面白かったねぇ。自分が年取ったというのもあるんだろうけどね。何より、8ホールのマーチンを履いたパンクスや小意気に和服を着こなしてたおばさま、小雪似の美大生、80くらいのおじいちゃんなどいろんな人がニコニコとしているところを見れたのが一番良かったんじゃないかな。
鶴瓶インタビュー。