どんどん忘れていく

毎日の記録

三柴理の『Pianism II』と『THE金鶴』

2009-09-30 17:29:20 | 日常


今回ご縁があって、敬愛するピアニストの三柴理さん(筋肉少女帯やくるりでもおなじみ)のアルバム2作品のデザインを担当させていただきました。

6年ぶりとなるソロ・アルバム『Pianism II』は、一切の編集及びエフェクトをほどこしていない入魂の作品となっています。聞くだけで目の前の景色が一変します。何十年と聞ける作品だと思います。

もう一枚の『THE金鶴』は、彼が参加しているユニット、THE金鶴の結成25周年を記念して作られました。彼らの集大成として、いろんな映画や「戦闘妖精雪風」をはじめとするアニメーションのテーマ曲等が22曲収録されています。こちらも必聴です。

アマゾンでも予約がはじまりました。
Pianism II  THE金鶴

予告編も作ってみました。よかったら聞いてみてください。
全く知らなかったボロディンにも興味が出てきました。

三柴 理「Pianism II」、THE金鶴「THE金鶴」


ウィーンに「寅さん公園」

2009-09-29 13:11:55 | 日常


音楽の都、ウイーン(くるりもレコーディングで行ってたよね)に寅さんの公園ができるってなんだか面白いね。いつの日か行ってみたいな。
たしか、映画はウイーンのことを湯布院と勘違いしちゃって行っちゃうんだよね。無理矢理過ぎだ、ははは。


 映画「男はつらいよ」のロケが行われたウィーンで今月末、ドナウ川のほとりに「寅さん公園」がお目見えする。作品公開20周年を記念し、寅さんの故郷、東京都葛飾区と姉妹都市提携を結ぶウィーンのフロリズドルフ区が整備を進めている。
 同区は約3千平方メートルの緑地を寅さん公園と名付け、28日の命名式には寅さんのレリーフ付き案内板を設置。公園内には日本庭園も整備する。
 区内では、映画ポスターや葛飾区の風景の写真展示も予定している。
 ロケは、1980年代半ばに親日家で知られたウィーン市長(故人)が飛行機内で「男はつらいよ」を偶然目にして熱心なファンとなり誘致。シリーズ初の本格的海外ロケが実現し、「男はつらいよ・寅次郎心の旅路」(89年公開)が完成した。
 87年に葛飾区とフロリズドルフ区が姉妹都市となったのも、この市長の仲介だ。ドナウ川のほとりの同区はウィーン北東部に位置し、葛飾区も東京都内で同じく北東部に位置。荒川や江戸川が流れるなど地理的に似ていることが縁だった。
 フロリズドルフ区のレーナー区長は「映画はウィーンについて多くのことを紹介してくれた。公開から20年がたち、日本との友好の印を示したかった」と話している。

打ち上げ

2009-09-29 13:04:55 | 美味しいもの


ライブ後、ガーデンで打ち上がる。
・車でもしゃべってれば酔わない  ・電車の乗り継ぎ大変だった
・横尾忠則のアルバムがすごい  ・ある協会のすごい人列伝
・とんまるきの語源とは  ・広める会議





いつも、ありがとう!

きらめき

2009-09-29 12:51:29 | ライブ


筋肉少女帯2日目。
今日は5枚目から8枚目のアルバムからのみの曲でライブ。
思いのほか、なじみのない曲が多くて自分でもびっくりしたけど、
お客さんがえらい盛り上がってて見てて楽しかった。

復活後の筋肉少女帯のドラマーは、サポートさんで何人かが叩いてきた。
今回は爆風スランプのファンキー末吉さん。50歳ってことはユニコーンのドラムと一緒だっ!
本番の10日程前に40曲の楽譜を渡され、数回のリハをやりその間に自分のイベントもやって、ほぼ完璧に叩くってのは、さすがプロフェッショナルだな。すごい。
大きく振りかぶるスタイルも筋肉少女帯の雰囲気とよくあっていて、素晴らしかった。

あと、20年近く前の曲をやっても、ちっとも懐かしいとかノスタルジーにふけるようなことにならないのは、不思議というかこの人たちならではなんだろうなと思ったりした。

写真は、ブリッツを出たところにあるTBSのイベント広場でたたで配ってたドロリッチ。
昔、日清のパワーステーションでライブを見た帰りに、日清のアルキメンデスとかを配っていたのを思い出した。


いくじなし

2009-09-25 18:07:42 | ライブ
向ヶ丘遊園から電車に乗り、代々木上原で乗り換えて赤坂へ。

筋肉少女帯がちょっと前に1枚目~8枚目までのアルバムをリマスターで再発した。
今日はその1枚目~4枚目の曲限定のライブ。明日は5枚目~8枚目までやって、
11月にCCレモンホールで1枚目~8枚目までのライブをやるんだとか。
復活して丸3年。ここまでうまくまわっているバンドって珍しい気がする。

筋肉少女帯をはじめて見たのは1986年頃。場所は新宿のロフトだった。
裸にオーバーオールのベーシスト、ラメ入りのコートを着た角刈りのピアニスト、
そして、当時日本で一番MCが面白いと思ったボーカリスト。すべてが笑撃的だったな。
それから2、3年はライブにもよく行ってたから今日のライブはまさにドンピシャな選曲。
今年のベストライブといえるほど、曲と演奏で興奮した。
あと、この時期はよくプログレっぽいって言われてるけど、
黒っぽいノリの曲も結構あったんだなって思った。

一番聞きたかった「いくじなし」は、渋谷でやるのかな。
近くだから、飯島さんも来るんじゃないのかな。

希望

2009-09-25 12:26:25 | 日常
非常階段のJOJO広重さんがブログで死ぬまでにもう1度見てみたい映像があるといって「希望」という歌について書いていた。
どんな歌だろうと気になって、You Tubeで調べてみた。

岸洋子 希望 1974


なんとなく覚えてるような。
当時はなんだか暗い歌だなぐらいにしか思ってなかったけど、
この映像には圧倒された。
JOJO広重さんは「私は今でも少し哀しげな女性ボーカルの歌が好きだが、おそらくそのルーツはこの岸洋子/希望の石森章太郎アニメにあると思っている」と書いているが、
自分の場合だと、「今でも少し哀しげな歌が好きだが、おそらくそのルーツはこのカルメン・マキの「時には母のない子のように」であると思っている」かな。
このポツンとした感じがたまらない。

カルメン・マキ 時には母のない子のように 1969



TANUKI

2009-09-25 12:14:42 | 美味しいもの


横尾さんが休憩している間、我々は美術館横のレストランで昼ご飯。
テラス席で食事をしていたら、足元にタヌキがよってきた。
体が汚れてるから、野生なのかな。
小さくて可愛い。大きな熊じゃなくてよかったよ。

この日は、すべてが水のながれのようにうまくいき、
本当に気持ちがよかった。










冬構え

2009-09-24 18:29:35 | TV+映画


NHKアーカイブスで山田太一脚本の「冬構え」
9月26日(土)午前10時05分~11時53分(108分)に放送される。

ドラマスペシャル「冬構え」1985年3月3日放送
笠智衆さん主演の三部作(「ながらえば」、「今朝の秋」、「冬構え」)の中の一作。
年老いた老人(笠智衆)は全財産を現金化して、晩秋の東北地方へと旅に出る。
途中、死の床にある友人(小沢栄太郎)を見舞ったり、
知り合った上品な老女(沢村貞子)に仄かな愛情を抱いたりするが、
旅の目的は実は死に場所探し。
貧しいけれど将来に夢を持つ若い板前のカップルに高額の現金を渡して、
海に身を投げようとする。妻に先立たれ、
子供たちにも迷惑をかけたくないと考える老人の孤独を描く。



横尾忠則 公開制作

2009-09-24 13:43:06 | 日常


川崎市岡本太郎美術館 でおこなわれている横尾忠則 公開制作 第二弾を見に行く。
小田急線で向ヶ丘遊園まで。小田急線はたまーにしか乗らないので、いつも遠足気分になるな。
10分ちょっと歩いたら、生田緑地。確実に空気が変わる。あー、のんびり。

おれにとっては神様である横尾さんが目の前で絵を描いている姿にただただ感激。
休憩をはさみつつ約6時間楽しませていただきました。
2回おこなわれた質疑応答のコーナー。手をあげて質問をする人が多いこと多いこと。
横尾さんは73歳で絵を描くだけでも大変なんだから、もうちょっと控えめに質問すればいいのにと思っていたら、
「ここ最近ずっと喘息で、ここで話すのはいいリハビリになるんですよ。じゃぁ、ボクから質問しますね」と言ってた。すごいタフな人だ。
終わってからは、急遽サイン会が開かれていた。おれの神様はタフで気さくだった。

・遊ぶために生きているのであって、仕事をするために生きているんじゃない
・毎年この時期になると喘息になる。休養のためにハワイへ行くと、
 空港に降りた時点で喘息がなおる
・自分のアトリエで絵を描くと、休んだりしてさぼってしまうから、
 こういう公開制作のほうがみんなのプレッシャーもあって描きやすい。
・ねらって描くとつまらなくなるので、ねらわないで描くのがねらい
・この日の模様はNHKの日曜美術館 で放送されるらしい


この日は撮影OK! 会場には写真好きの学生さん、和彫りバリバリな人、おじいちゃんおばあちゃん、小学生等々、いろんな人たちが。



絵を描く時はその絵にふさわしい格好で描くらしい。
Y字路シリーズの時はその場を作るということで、鳶職の格好(だったかな?)。
今回は赤のシリーズということで、おレンジというか柿色のシャツ。
会場にオレンジのシャツやストールをまとっている人が何人かいた。



自分の靴の一部がオレンジだった。おー!ささやかなシンクロニシティー。



横尾さんの日記
2歳くらいのコを抱いたお母さんが途中で入ってきた。
その娘が絵を指さして「あれっ、おばけ?」とお母さんに聞いてて笑った。
やっぱ、子供は面白いなー。


雅だよ雅はみやびだよみやびじゃなくてまさだよまさと呼ぶ

2009-09-24 10:55:18 | ライブ
渋谷のLUSHでイベント。

山田マキ
確かフィールドのベースの人だと思うけど、イメージが違っててビックリ。
3人目のギターが入ってやった曲が初期の荒井由実みたいですごく良かった。

mojoco
高知の人たちらしい。
やまちゃんが「しおの知り合いですよ」と教えてくれた。
おれが女だったら間違いなくとろけていたであろう、素晴らしい声と歌。

toddle
終わりのほうにやった新曲が聞くたびによくなる。
楽器同士のバトルのとことはもうたまらんかったね。

COET COCOE+HISAYO&REIKO (tokyo pinsalocks)
やまちゃんがいろいろと教えてくれた。
想像してたよりもダンスだった。

会場の外に出ると、こないだ入稿したところの人とばったり。
HISAYO&REIKOさんちが所属してるので見に来てたんだとか。
会場には中尾くんやBOBOさん(短パンじゃなかった)らの顔も。


Drums & X(Others) スペシャルクリニック

2009-09-23 11:36:22 | ライブ
フジヤマを後にし、さぁNOAHスタジオへ急がなきゃと住所を見たら、
なんとわずか30メートルくらいのところにあった。
さっきはフジヤマに気を取られて通り過ぎていた。

ジュディマリのドラムの人、五十嵐さんの企画イベント。
ゲストはピアニストの三柴理さん(向井理の文字を見ると三柴さんのことを思い出す)
会場はきれいなリハスタ。
中央に対峙するようにドラムセットとキーボードが並んでる。
ELPやらキングクリムゾンやらオリジナルやらをプレイし、その間にいろいろとトーク。
・視覚より聴覚で興奮したい
・くるりのメンバーは最近のなんでもかんでもコンプをかけて音を大きくするという
 風潮が嫌で 自分たちのCDはそうならないように丁寧にマスタリングしたら、
 ラジオでくるりの曲をかけると音が小さくしか聞こえなかった。
 それだけ他の曲がコンプをがんがんきかせてるんだなって話し。
・一緒にやってるドラマーは上半身が発達し過ぎて横になって眠れない
・広島の野外でやったくるりのライブではステージ上が50度以上あり、 
 黒鍵が暑くなり過ぎて大変だった
・五十嵐さんは大塚愛で稼いだお金で自分のDVDを作り、
 三柴さんはくるりで稼いだお金で自分のCDを作る。ミュージシャンだったらそうするでしょ
一番おかしかったのは、以前やったキーボード・クリニックの質問タイムで、
お客さんが「指が太いので、黒鍵と黒鍵の間に指がはさまってしまいます。
はさまらないようにするにはどうしたらいいでしょうか?」って質問した話し。

開いててよかった

2009-09-22 23:39:06 | 日常


ライブのために三茶へ。
ちょっと早めに行って濱田家でパンを買い散歩。
目的地のフジヤマの場所をちゃんと地図で確認してたのに、案の定迷いまくる。
ライブの時間に間に合わなくなるので、あきらめようと思った時に、お店を発見。
でも開いてないんだろうなぁとのぞくと何と開いてた!
お店に入るのは、P-modelの『KARKADOR』を買って以来だから、何と24年ぶり。
店内の雰囲気はまったく変わっていない。
記念に「よいこの歌謡曲」を買う。
普通に置いてあったけど、25年前の雑誌だ。もちろん新品。
棚卸しとかそういうのやんないらしい。
Blue Jugありますか?って聞いたら、「お店の奥にあるかもしれないけど、
今あるのはこれだけですね」って言って、お店にあるやつを見せてくれた。
店主の渡辺さんはすっごく怖いって印象をずっともってたけど、
笑顔も素敵でとても親切な人だった。

P-model / KARKADOR