ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

モハメド・アリという名前が意味するもの

2016-06-10 18:16:18 | 日記
先日、伝説のボクサー、
モハメド・アリが亡くなりました。

ボクシングに興味があったわけでもないので、
どれほどすごい人だったのか
実感としては分かっていません。

でも1996年のアトランタオリンピックの
開会式に登場したモハメド・アリは
とても印象に残っています。

病気であったことは知らなかったので、
えっ、本当にモハメド・アリ?と思ったことを
記憶しています。

元の名前はカシアス・クレイ。
それがどうしてモハメド・アリになったのか。

さすがに死亡した直後は
マスコミ中にほぼ同じ内容が載って、
へぇ~、と思った人がいるかもしれません。

イスラム教に改宗して
モハメド・アリと名乗るようになりました。

これはアメリカの歴史、
とくに公民権運動の嵐が吹き荒れた
1960年代の歴史に深く関係があります。

デトロイトでローザ・パークスという
黒人の女性が
バスの白人用の席に座って、
そこは白人用だから黒人用の席へ行け
と言われたのに、拒否した、
それが火付け役となりました。
後日談として、その日はたくさん働いて
本当に疲れていたので座りたかった、
という話を聞いたことがあります。

何もかもが差別されていた、
そんな時代がありました。

そんな中、国や人種で差別をしない
イスラム教に改宗する動きが出てきて、
モハメド・アリもマルコムXに影響を受けて
改宗したわけです。

モハメド・アリ死亡のニュースを聞いて、
アメリカの黒人の歴史や公民権運動のことを
懐かしく思い出しました。

何が懐かしいって、
アメリカ留学時代にそういったことを
少し勉強していたのです。
授業の課題で本も何冊か読みました。

キング牧師が説教していたアトランタの教会にも行ったし、
殺されたメンフィスのモーテルにも行きました。

そんな時代がありました~。
コメント
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