ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

ボラバス、意外な展開。<その4>

2012-03-06 18:27:33 | 東日本大震災
もうすぐ震災から1年ということで、
テレビでも連日、震災関係の報道が続いています。
被災地からの中継もあります。

実際に週末、陸前高田に行ってきたばかりなので、
とても身近に感じます。
とくに今回は、陸前高田の中心だったところを歩いて回ったし、
地元の方から生々しいお話をいくつも聞いたので、
これまで以上に身近な存在となりました。

陸前高田や気仙沼が映ると、
あ、あそこあそこ!と、分かります。

実は、今回いろいろなお話を伺ったり、
歩いて回ったことで、反省したいことが出てきました。

(1)もっと早くボラバスに参加するべきでした。
(2)震災直後はのんびり、のんきに過ごしすぎていました。

私が初めてボラバスで陸前高田に行ったときには、
もうすでに中心地の瓦礫撤去は終わっていて、
ほぼ更地状態になっていました。
町のはずれにぺちゃんこの車が山になっていて、
瓦礫は商店街などでにぎわっていただろうところに
大きな山となっていて。

そのあとで参加し始めたので、
後処理をちょろちょろお手伝いしているという感じ。
春から夏にかけては、きっと大変な作業があったのでしょう。
なんだかちょっとだけ、心が痛いです。
いいとこ取り、とはいわないまでも、
ちょっとそんな感じがしないでもないのです。

それでも、夏は仕事が忙しいわけで、
決して無理はしない、それが重要だし、
とにかく秋から行っていることは行っている、
そんなところで納得させるしかないですね。

震災直後は、大変なことが起こったと思いながらも、
被災地の本当の大変さは、今思うと、
当時は「ひとごと」だったという気がします。

インドネシアへ行く予定だったのが、ツアーキャンセルとなって
1週間そのまま会社を休んで、のんびり、
近所のスーパーとか行って、物がなくなっていく!
その様子を観察したりして。のんきでしたね。

週末、陸前高田に行って、リアルなお話を伺って、
そんなことを思いました。

かといって、被災地へ行けばそれでいいというわけでもありません。
周りの人にやさしくする、心配りをする、
やさしくほほえんであげる、助けを必要としている人に手を貸す、
そんなことができれば十分です。
どんな小さなことでも構いません。
自然にそんなことができれば、みんながそんなふうになれば。
コメント
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