ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

飛行機の中で観た映画

2009-03-05 17:07:48 | たび<海外>
カンボジアへはベトナム航空で行きました。
ベトナム航空といっても、日本航空、
アメリカン航空との共同運航で、
機材は日本航空のもの。

ということは……。
そう、パーソナルTVがありました。
となると「映画観まくり状態」です!

日本航空は好きではないので自分では選びませんが、
中高生ホームステイの引率リーダーをやっていたときは、
ほぼ間違いなく日本航空を使っていたので、
ここぞとばかりに、
普段は観ない日本映画を中心に「観まくり」ました。
「半落ち」とか「釣りバカ日誌」とか。
「ハリーポッター」や「スパイダーマン」も。

今回は、「イキガミ」と「ブタがいた教室」。

「イキガミ」は漢字で書くと、逝紙。
近未来の日本で、国家繁栄法によって
18~24歳の若者に「イキガミ」が届くと、
その人は24時間以内に死んでしまうというお話。

届ける側の心理や、
届けられた側の残りの24時間を描く、
とても重いテーマの映画です。

「ブタがいた教室」は、
小学6年生のクラスにブタがやってきて、
最終的にそのブタを食べることにするか、
それとも卒業後は下級生に世話を頼むか、
一体どうするのか、それをみんなで話し合っていく過程を
ストレートに描いたもの。

教師としては、命をいただく、
ということを教えたかったのですが、
みんなでブタの世話をしながら真剣に考え、
真剣に議論をする姿が心を打ちました。

自分が小学生のときに、ここまで考え、
ここまで議論したことがあっただろうか……
そんな記憶は全くありません。

こちらの映画もとても重いテーマでした。

これから旅行に行く、
ウキウキしているはずのその途上で、
おも~~~いテーマの日本映画を
立て続けに2本も観てしまって、
不思議な旅のスタートとなったのでした……。
(帰りはベトナム航空の機材だったので
 残念ながらパーソナルTVはありませんでした。)
コメント
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