めんどくさいのは承知

2013年04月25日 02時01分10秒 | 日記
オタクがオタ趣味が無い人を指して言う一般人って蔑称あるじゃん。何年も前からあの言葉に抵抗がある。
一般人の対義語は厳密には存在しないのだけど対義語となりえる様な言葉を思いつく限りざっと並べてみても
一般人がヒエラルキーの下に来るような言葉ばかりだから烏合の衆の一般人とは違いオタクである自分は何か
特別な存在だとでも言いたげな選民意識が滲み出ていてイヤ。このオタクではない人に対して使う一般人ていう
フレーズ自体がオタク文化の中で国語となってしまっている感があるから変な含みを持たずに一般人って言葉を
使っている人も沢山いるのは重々承知の助。だから全部が全部を咎めたいだとか物申したいという訳ではないんよ。
言葉としては結構締りが良いし何かこれ代わりとなるような適当な言葉も思いつかないからこのフレーズが出る度に
イライラしている訳でもない。このタイミングで言うのはいやらしいかもだけど俺も分類したら一般人にはならないし
一般人に対する引け目もある。凄く浅く狭くヌルヌルではあるけどアニメも漫画もゲームも好きだから所謂にわかに
対する拒絶反応だってするし良く解らない一般人にとやかく言われるような事もあれば気分も悪くなりしょうぞ。

・・・というか、本当にこのフレーズ自体が嫌いならこの11行の間に何度も一般人なんて使わないしね。

俺がどうかと思うのは「これだから一般人はうんたらかんら」といったような一般人て言葉をを蔑む意図で使う
文脈ひいてはオタ文化がさも高尚で一般大衆的な物はゴミだとでも言いたげなメンタリティにあるのですよ。
最近も秋元康がクールジャパンプロジェクトでクリエイターにタダ働きさせる(ちょっと湾曲)よう呼び掛けた時
「”俺達”のオタク文化に手を出すな」と言う意見が出てたのは気持ちとしては凄く解ったのだけど・・・
こう・・・何て言うのかな・・・正論を口実としてやたら攻撃的な人が多かったのにぶっちゃけヘキエキしてた。
そしてこの”俺達”というくくりの中に俺も入ってるのかなとか考えただけでゾッとしたしてしまった時点で
今ネットで幅を利かせているオタクとの間に深い隔たりがあるのだろうなとも感じてしまう。良くも悪くも負け犬
根性があるのが、いやさ乱暴な言い方をすれば一般社会の負け犬の逃げ道がオタクだとずっと思ってたしそういう
環境でオタクでいたからこそ恥ずかしいから趣味を表に出すべきでは無いという考えになったんだけどもね。
ただ公共の電波でオタ文化を目にすることが普通の事になってしまいネットが誰でも使えるようになった環境の
せいかいつしか狂犬の割合が増えていった様に思う。そら負け犬としては居心地が悪くなるし一般人て何て事ない
フレーズにも敏感にもなっちまうわなぁ・・と遠回しに最近のオタクはなっちょらんといった様な年寄めいた事を
言う目的の記事でした。

補足ならがオタ文化が栄えたおかげで例えばハルヒのヒットおかげで深夜アニメに対する業界の取り組み方が
変わってアニメの水準は明らかに昔より高くなった、とかそういう良い方面の見方も出来ない事もないんだけどね。
残念なことにそういうピカピカなアニメ基本的にダメだから平和に楽しんでる負け犬の中でもつまはじきになる
傾向があって何て言うか・・・こう・・・あーあ・・・。もうまとめる気の利いた言葉も浮かばぬ。フテ寝する。了。
コメント
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