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とかいうタイトルにして笑ったシーンのキャプを羅列して終わりでも良いんだけどこのアニメの真骨頂は
擁護する気も起きないクソアニメなのに一見だとクソさが解らず外部にクソさが伝わりづらい所にあるので
全話を振り返って簡単に雑感なぞ書こうと思った次第で。
お話に関しては色んな意味でお話になっていない。起承転結の起と承を延々と繰り返しているだけなので
話は支離滅裂でキャラの発言や行動が一貫性が無く山場にあたるシーンでも全くボルテージが上がらない
・・・というのはつまらないアニメの多くに当てはまる事だと思う。だがしかしノブフーに関してはわざと面白い
要素を一つ一つつぶしている様な感じすら受けてしまう。例えば主人公ノブナガが操るザ・フールなんかは
酷さが解りやすく、お膳立てをしておいて台無しにする様な事ばかり繰り返しているもんだから最後の方には
馬に乗ってた方が活躍出来るとか矢の方が攻撃力あるなんて印象になってしまってロボットアニメにする意味が
あるのかという話になる。これに関してはザ・フールばかりが悪い訳では無く1話で革新的な力を持っている
ロボット(オオイクサヨロイ)という見せ方をこれでもかとしたにも関わらず主要キャラの多くをロボットとかさらさら
関係無い要因で殺してるのも悪い。殺す理由も解らんし。どうあれ生身の方が強い印象を持たせてしまっては
ロボットとかいらないという話になる。どう考えてもロボットを使わざるを得ない状況なのに生身で闘って謎の
処理されたキャラとかまでいるので登場人物も本当は必要ないとか思ってんじゃないのとか感じてしまうもん。
そこはまだ仕方が無い。話のややこしさ(本当にただややこしいだけだったけど)なりを見ていると新しい事を
やろうとしてワザとそいう外し方をしていたのかもしれないし。ただ本当にそうだったとしても生身で作中最強
キャラのアレクサンダーに匹敵する力を手に入れたノブナガが最終話1話手前のラストで強い訳でも無く周りに
流されまくってただけのミツヒデが銃を持ちだしただけでピンチになってしまったので狙ってやってたとしても
完全に失敗だよね。この23話のラストでノブナガが銃を持ちだしたミツヒデに押されるシーンは構図の酷さや
コントまがいの問答、そして23話分の積み重ねを一笑に付すかのようなノブの返り討ちっぷりも合わさって
パッと見では地味なシーンながらノブナガザフールのクソさを象徴するようなシーンだった。最終回の締めは
割と嫌いじゃないしクソアニメとしてはオール5上げたい位個人的には楽しめたので悪くは言わないけえども
真っ当なアニメとしてノブフーを見るのなら23話で完全にトドメをさされたように思う。絵的にインパクトのある
シーンがある訳ではなく全体的にシュールな演出とキャラ言動のおかげで起こる笑いのおかげでパッと見だけでは
まともなアニメに見える所、23話かけて一番クソな部分の全貌が見える地雷さ加減、これぞ上で少しと触れた
ノブフーの真骨頂。書く事を絞って酷い所を書いてもこんな長文になる上に笑ったシーンを挙げればキリが無い。
久々にド級のクソを見せられたという気分でござました。
好きなアニメだったけど最終的には大好きなアニメになっちゃった~よ。
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それ以上に楽しい物があるから今まで全然触れてなかったけど
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