全盛過ぎたロートルが強豪相手に気張るって要素だけでもかなり萌えるアングルである

2013年04月17日 23時51分07秒 | 日記
先日行われていた電王戦第四局塚田泰明対Puellaα、棋譜や関連記事を見ながらニコニコのタイムシフトで対局~記者会見まで見たよ。
そして全部ひっくるめて非常に良くできたエンタメだなぁと感じた。塚田戦に限らず今回の電王戦は毎局毎週楽しみに見てるのだけど
駒の動かし方と最低限の定跡を一応知っている程度の俺が楽しめているのは、とっかかりとしてプロ対コンピューターという明確な
対立の構図と佐藤DのPVがあったのが大い。PVでガンガンに煽ってたおかげで出場棋士の経歴を知ろうと思えたし調べたおかげで
今回は良い意味でプロレスライクな結末を楽しめる土壌が出来てたしね。佐藤Dのインタビュアーの言葉じり捕まえて片方を露骨に
ヒールに仕立て上げるやり方はPRIDE時代から多少思う処は有ったけど今回はそれが良い方向に働いてくれて結果オーライ。



正直な所PVが無かったら電王戦自体を見てたかどうか解らなかったし、俺みたいな人多いだろう事考えたら良い仕事してくれたなぁと。
将棋中継をというと、どうしても地味で堅苦しくエンタメ性に欠けるイメージがあってほとんど見た事が無かったのから運営の狙いに
まんまとハマったという感じなんだろうか。体には良いし慣れれば美味しいけど癖があって食べずらいものを上手い事料理した感じ?
思い返すとPRIDEが流行り始めの時もこんな感じだったから、盛り上げる為には普段見ない層へのアピールはやっぱ大事だと思う。
こういう煽りはニワカも大量発生するし(ちょうど今の俺みたいな)それが良い事ばかりとは限らないから手放しで誉められたもんでも
ないけどあくまで俺個人としては楽しめるきっかけを作ってくれた佐藤Dに感謝しとります。勿論企画に携わった人にもね。
コメント
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