元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
カワラノギク・3~ロゼット
立川市の愛好家、鈴木功氏によって育てられている「カワラノギク(河原野菊)」。キク科シオン属で関東地方の相模川、鬼怒川、多摩川の河原などに生育している。レッドデータでは東京都では既に絶滅(EX)となっており多摩川では見られなくなっているようだ。鈴木氏は多摩川での復活にチャレンジされたが、度々発生する大雨による洪水で自生地の回復は徒労に終わってしまった。今はご自宅の果樹園の脇で苗を育てられている。
カワラノギクは一稔(一回稔実)性の二年草で花期は10~11月。種子が散布され翌年発芽すると1年目の秋は写真のような姿に成長する。この後、冬はこのロゼットで過ごし翌年開花して結実しその一生を終える。
一稔性植物は多年草にもあり、シシウドは発芽してから4〜5年目で開花し果実を稔らせて一生を終える。またタケの仲間は60年や120年掛けてやっと開花し種子を作ると枯れていく。
カワラノギクは一稔(一回稔実)性の二年草で花期は10~11月。種子が散布され翌年発芽すると1年目の秋は写真のような姿に成長する。この後、冬はこのロゼットで過ごし翌年開花して結実しその一生を終える。
一稔性植物は多年草にもあり、シシウドは発芽してから4〜5年目で開花し果実を稔らせて一生を終える。またタケの仲間は60年や120年掛けてやっと開花し種子を作ると枯れていく。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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ロゼットでせっかく栄養を溜め込んでも洪水で流されたり埋まったりしたら無駄になりますね。
環境の変化が大きい河原ではやはり1年草の方が有利になりそう。