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イシミカワ・6~嫁入谷戸

 嫁入谷戸の林縁に蔓を伸ばしている「イシミカワ(杠板帰・石見皮・石膠)」。タデ科イヌタデ属の一年草で北海道~九州の野原や河原など陽当たりの良い場所に生育する。7~10月に茎の先や葉腋に短い総状花序を出し直径3~4ミリの花を10数個穂状に付ける。花弁は無く5枚の萼片が蕊を囲んでいる。花後に萼片は肉質化し種子を包み込む
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オオカモメヅル・6~鹿島公園

 鹿島公園の林縁で見られる「オオカモメヅル(大鴎蔓)」。キョウチクトウ科(←ガガイモ科)オオカモメヅル属のつる性多年草で全国の山地ややや日陰に分布している。花期は7~10月で花径はわずか7~8ミリ。“大”の名が付くが花は小さく葉もジョウシュウカモメヅルなどに比べればずいぶん小さい。花径が5ミリほどのコカモメヅルよりも大きいことが名前の由来とも言われているが、当地ではコカモメヅルは見られない。ジョウシュウカモメヅルの花径は2センチ近くあるのでそちらのほうがよっぽど”大”の名に相応しい。
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