元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ミゾシダ・1~高尾山2号路
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/0a/1fcab31d039e79f05e9d0503b6c553cb.jpg)
高尾山“2号路”に生育している「ミゾシダ(溝羊歯)」。ヒメシダ科ミゾシダ属のシダ植物で、夏緑性のため冬は枯れかけているものが多い。シダは一年中見られると思いがちだが、一般の植物のように“常緑性”“夏緑性”“冬緑性”がある。確かに先日見たホラシノブは紅葉していたし、フユノハナワラビは冬に現れる。さてミゾシダの葉身には両面に細かい毛が生えホコリをかぶったように見える。ソーラス(胞子嚢群)は長楕円形で包膜が無く葉脈に沿って中肋と辺縁の中間に付く。まずはこの名前を覚えて、次は葉が元気に見える頃に細部を観察しよう。溝に生えるという意味の名だが、乾いた場所にも群生するようだ。
コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )
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溝に生えているのは見たことなかったですがやはり日陰の湿った場所(ジメジメではない)に多かったです。
ソーラスも特異なので是非観察してみてください。
葉が元気に見える頃に細部の観察をお願いします。
毎日の投稿本当に几帳面な方といつも思っています。
高尾山で出会えたのですか?
シダ類はほとんど素通りです。
強そうですね。
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