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ミゾシダ・1~高尾山2号路

 高尾山“2号路”に生育している「ミゾシダ(溝羊歯)」。ヒメシダ科ミゾシダ属のシダ植物で、夏緑性のため冬は枯れかけているものが多い。シダは一年中見られると思いがちだが、一般の植物のように“常緑性”“夏緑性”“冬緑性”がある。確かに先日見たホラシノブは紅葉していたし、フユノハナワラビは冬に現れる。さてミゾシダの葉身には両面に細かい毛が生えホコリをかぶったように見える。ソーラス(胞子嚢群)は長楕円形で包膜が無く葉脈に沿って中肋と辺縁の中間に付く。まずはこの名前を覚えて、次は葉が元気に見える頃に細部を観察しよう。溝に生えるという意味の名だが、乾いた場所にも群生するようだ。
コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (平家蟹)
2020-02-28 18:08:35
私の住んでいる環境のせいがあるかもしれませんがミゾシダは比較的身近で見られるシダでした。
溝に生えているのは見たことなかったですがやはり日陰の湿った場所(ジメジメではない)に多かったです。
ソーラスも特異なので是非観察してみてください。
 
 
 
平家蟹様 (多摩NTの住人)
2020-02-28 20:49:12
コメント有り難うございます。これは高尾山2号路でジメジメではない道でした。ソーラスを撮り忘れていたので葉の盛期にまた観察してみます。
 
 
 
ミゾシダ (がちゃばば)
2020-02-28 21:16:31
溝に生えるシダという名前ですね。山道で見かけたような気がします。
葉が元気に見える頃に細部の観察をお願いします。
毎日の投稿本当に几帳面な方といつも思っています。
 
 
 
Unknown (山小屋)
2020-02-29 06:30:26
ミゾシダ・・・
高尾山で出会えたのですか?
シダ類はほとんど素通りです。

 
 
 
Unknown (alplant)
2020-02-29 09:47:06
葉の出でいる植物の少ない冬は常緑のシダは魅力的な植物ですね。
 
 
 
がちゃばば様 (多摩NTの住人)
2020-02-29 10:32:20
コメント有り難うございます。湿ったところに生育するという名ですが、普通の山道で出会えるようです。
 
 
 
山小屋様 (多摩NTの住人)
2020-02-29 10:35:06
コメント有り難うございます。高尾山には多くのシダ植物があります。今まで素通りでしたが、少しずつ覚えていこうと思います。
 
 
 
alplant様 (多摩NTの住人)
2020-02-29 10:39:04
コメント有り難うございます。そろそろスミレなど春の花が咲き始めるので、シダの勉強はあと少しです。
 
 
 
シダ類 (ころん)
2020-02-29 13:39:26
年中青くてシダのトップ植物に感じました。
強そうですね。
 
 
 
ころん様 (多摩NTの住人)
2020-02-29 16:23:56
コメント有り難うございます。シダは常緑性のものが多く冬でも観察できますが、どれも同じに見えてなかなか名前を覚えられません。
 
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