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アカネ・2~よこやまの道

 “よこやまの道”の路傍で蔓を伸ばしている「アカネ(茜)」。アカネ科アカネ属のつる性多年草で、果実は直径5~6ミリの液果。その名前は根が赤いことから付けられている。古くからその根を煮出して“茜染め”が行われており、その色が“茜色”と呼ばれる。
 万葉集に
  あかねさす 紫野行き
  標野(しめの)行き
  野守は見ずや 君が袖振る
(紫草の生える野を行き、狩場の縄を張った野を行きながら、私に袖を振って見せるなんて、狩場の番人が見るではありませんか。)
という歌がある。これは、額田王が大海人皇子に贈ったとされる歌で“あかねさす”は、紫、日、月、照る、昼などに掛かる枕詞になる。
コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (山小屋)
2018-12-14 07:14:52
アカネの実・・・
葉っぱはよく見かけますが、実は初めてかも
しれません。

 
 
 
山小屋様 (多摩NTの住人)
2018-12-14 07:25:09
コメント有り難うございます。アカネの果実は小さくて目立たないので、見逃すことが多いです。
 
 
 
Unknown (フクジイ)
2018-12-14 08:32:33
多摩NTの住人さん
おはようございます
花も実も見たことがありませんが
この根で、あの綺麗な茜色に染めるのですね
 
 
 
フクジイ様 (多摩NTの住人)
2018-12-14 09:31:40
コメント有り難うございます。アカネは野山の道端や藪で普通に見られる野草です。夏から秋に白い小さな花が咲きますので是非探して見て下さい。
 
 
 
アカネ ()
2018-12-14 10:22:17
草木染めは体験していませんが、茜色と聞くと想像できます。
アカネは、葉があるときは解っていましたが、葉がなくなると見失いました。
 
 
 
楽様 (多摩NTの住人)
2018-12-14 10:39:29
コメント有り難うございます。アカネは藪に生えるので、葉が無くなると見失いますね。ここでは果実が残っていたのでわかりました。
 
 
 
アカネ (すみれ)
2018-12-14 11:22:13
こんにちは
ご無沙汰していました。
いろいろ雑用がありお伺いできなく、自分のブログもお休みでした。
久しぶりに六義園の風景をご覧いただき、コメント有難うございました。
草木染に使われるアカネ 綺麗な色に染まるでしょうね
とても可愛い実が残っていたんですね~
お花は白だそうですが、見たことがありません。
見てみたいです。

 
 
 
すみれ様 (多摩NTの住人)
2018-12-14 12:36:21
コメント有り難うございます。冬の六義園も綺麗ですね。アカネの花はとても小さいです。野山や藪で見られますが、公園の花壇などでは刈られてしまう雑草です。
 
 
 
Unknown (とんとん)
2018-12-14 13:11:27
アカネにはまだ縁がありませんが、「赤根」とは全く意外です。
赤根→茜なんですね。
 
 
 
とんとん様 (多摩NTの住人)
2018-12-14 16:20:17
コメント有り難うございます。アカネは野道で見られる身近な野草で、古くから茜染めとして利用されていました。実際に根を調べたことがありましたが、確かに赤かったです。
 
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