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クマツヅラ・2~柚木街道

 柚木街道大田平(だいだびら)橋付近の道路脇に群生している「クマツヅラ(熊葛)」。クマツヅラ科クマツヅラ属の多年草で、草丈は50~60センチ。枝先に細長い花序を付け、ひとつの花の直径は4ミリほど。この界隈では何ヶ所かの道路脇で見られる。
 さて私事だが、今日、勤務先の株主総会があり私はある役職を辞することにした。昭和53年に大学を卒業して社会人生活が始まり、入社9年目に初めての管理職で“責任”を負う立場となり、11年前に今の会社に転籍して今日まで32年以上、役職名は色々変わったが、その“責任”というものを色々な形でずっと背負ってきた。やっと肩の荷が下りてホッとしているところ。様々なプレッシャーから解放されて血圧も少し下がるだろう。前の会社時代から東京⇔大阪出張が多く新幹線では300回以上往復しているが、これももうほとんど無くなる。サラリーマン生活は42年目になりこれからも毎日続くが、完全リタイアまでもうひと頑張り。
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ゼニアオイ・2~花粉

 下柚木地区の道端に咲いている「ゼニアオイ(銭葵)」。アオイ科アオイ属の多年草でヨーロッパ南部原産。日本には江戸時代に渡来し、花が当時の銭貨ほどの大きさだったために名付けられた。ゼニアオイの花粉は拡大してみると真珠のような粒々で、これが割れて花粉が出てくるようだ。他の花を見てみたが、この状態のものはこれしか無くどれも粉々になっている。真珠のような姿は咲き始めの一瞬なのかも知れない。
 さて植物分類だが、アオイの仲間は形態的に非常に多様な群であり、以下のものは比較的新しく分化したもので、系統樹では近い位置にある。
アオイ目:アオイ科、ジンチョウゲ科、フタバガキ科など
アブラナ目:アブラナ科、フウチョウソウ科、ノウゼンハレン科、パパイヤ科など
ムクロジ目:ウルシ科、ミカン科、ニガキ科、センダン科、ムクロジ科など
クロッソマ目:ミツバウツギ科、キブシ科など
フトモモ目:シクンシ科、ミソハギ科、アカバナ科、フトモモ科、ノボタン科など
フウロソウ目:フウロソウ科など
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