長さ5ミリほどの葉は「セツブンソウ(節分草)」の子葉。昨年拙庭で咲いた花の種を採取し、植木鉢に蒔いていたもの。子葉の数は20以上はありそうだ。蒔いた種の数は忘れたが、発芽率はかなり高いと思われる。セツブンソウはキンポウゲ科セツブンソウ属の多年草で、いわゆる双子葉植物。しかし子葉は2枚ではなく1枚というのが面白い。これは双子葉植物の中の例外で“擬似単子葉”と呼ばれるもの。セツブンソウの他には、ニリンソウ、シクラメン、ヤブレガサなどがある。
寒中に凛とした姿を見せている「カンコウバイ(寒紅梅)」。バラ科アンズ属(←サクラ属)の落葉高木で、写真の一重咲きのものと八重咲きのものがある。これは鑓水2丁目の遊歩道に植栽されているもの。