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タマゴタケ・2~幼菌

 先日は大きく傘が開いたものを載せたが、これは顔を出したばかりの「タマゴタケ(卵茸)」の幼菌。初めは周りの白い外被膜に覆われているが、次第に頭頂部が割れて真っ赤な傘が伸びてくる。その大きさや色、そして楕円形ということが、まさに “卵” を連想させる。
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サワフタギ・2~果実

 蓮生寺公園の林縁に生えている「サワフタギ(沢蓋木)」。葉の下を覗いてみると綺麗な果実ができていた。サワフタギはハイノキ科ハイノキ属の落葉低木で、初夏に白い綿のような綺麗な花を咲かせ、秋に瑠璃色の果実を稔らせる。その枝はカマツカと同じく柔軟であるために、牛の鼻輪にも使われたようだ。カマツカがそのために “ウシコロシ” という名前を付けられているが、サワフタギも「ルリミノウシコロシ(瑠璃実の牛殺し)」という恐ろしげな名前を付けられてしまった。
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ホタルブクロ・4~編み笠

 小山内裏公園の戦車道路脇で編み笠の姿になっていた「ホタルブクロ(蛍袋)」。キキョウ科ホタルブクロ属の多年草で、ここは夏に群生になっていた場所。この編み笠がいくつもできている。以前、長池公園で見つけた “枯れ花” には萼片が残っていたが、今回のものには残っておらず、別のもののように見える。ホオズキの実が微生物によって “網ほおずき” になるが、これもおそらく微生物の仕業だろう。
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イボクサ・2~開花

 蓮生寺公園の湿地で毎年顔を見せてくれる「イボクサ(疣草)」。ツユクサ科イボクサ属の一年草で、昔からイボ取りの薬草とされていたために、その名を付けられている。学名は “Murdannia keisak” だが、種小名は、シーボルトに学んだ江戸時代末期の蘭学者、二宮敬作の名に因んでいる。花径は12~13ミリで雄蕊は6本。そのうち3本が青い葯を持つ完全雄蕊で、残り3本は短い仮雄蕊。
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タヌキマメ・3~本家

 今シーズン、3回目の登場となった「タヌキマメ(狸豆)」。マメ科タヌキマメ属の一年草で、先日見つけた “白狸” よりももっと白い。旗弁の中央にかすかに水色が残っているが、まさにこちらのほうが本家の “白狸”。
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