旗弁の基部の赤紫色が美しい「マキエハギ(蒔絵萩)」。マメ科ハギ属の落葉小低木で、花柄の先の花の様子を蒔絵を描く様子にたとえたというが、何とも雅な名前を付けてもらった。旗弁の幅は5~6ミリ程度で、メドハギやイヌハギなどとあまり変わらない。これは長池公園駐車場入り口の道端に咲いていたもの。
シソ科シロネ属の「ヒメシロネ(姫白根)」。同じ仲間のシロネの花径は5~6ミリほどだが、このヒメシロネの花径はさらに小さく3ミリ程度。葉腋に白い小さな唇形花が数個ずつ集まり段々に咲く。葉は細長い披針形で縁にはだが、よく似たコシロネの葉は、もう少し太めの倒卵形になる。