goo

ハナトラノオ

 小山内裏公園外周の遊歩道脇に生えている「ハナトラノオ(花虎の尾)」。シソ科カクトラノオ属の多年草で、花穂が四角柱状になっているため「カクトラノオ(角虎の尾)」とも呼ばれる。北米原産で日本には大正時代に観賞用として渡来した。放っておいても地下茎でもどんどん増えるために、野生化しているものもある。これはおそらくご近所の方が植えられたものが、どんどん増えているようだ。
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )

ミシマサイコ

 セリ科ミシマサイコ属の「ミシマサイコ(三島柴胡)」。 “柴胡” は、この根を乾燥させた生薬で、サポニンを含み、消炎、解熱、解毒、鎮痛などの薬効がある。古くから薬用植物として栽培されており、静岡県三島市で産出されるものが、非常に品質が優れていたことから、ミシマサイコと呼ばれるようになったという。ミシマサイコは日当りの良い山野に自生するが、近年では乱獲によって絶滅危惧種になっている。写真は自生ではなく、東京薬科大で育てられているもの。
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )