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センニンソウ・5~老人

 今日は “敬老の日”。 昔の感覚では9月15日が敬老の日だが、祝日法改正により平成15年からは9月の第3月曜日が、祝日になっている。そもそも昭和22年に兵庫県多可郡野間谷村で行われた敬老行事がきっかけとなり、9月15日を “としよりの日” とした県民運動が始まった。その後 “老人の日” を経て、昭和41年から国民の祝日として “敬老の日” に変更。しかし平成15年から上記の改正で9月15日に固定されなくなったため、老人福祉法改正で、9月15日を “老人の日” と定め、21日までの1週間を “老人週間” としている。
 さて “老人” とは、何歳からになるのだろう。以前は、還暦や年金支給の60歳がひとつの区切りだったが、年金支給年齢は65歳になり、今後の国民年金運営如何では、70歳支給に繰り下げられる可能性もある。医療技術の進歩は著しく平均寿命も更に伸びていく。私が “還暦でホノルルマラソン” などと言っているのは、まだまだ甘いようだ。そう言えば、どこかの観光土産の手拭いに
 “寿命五十は 昔のことよ
  三十四十は まだまだ子供
  五十六十 鼻垂れ小僧
  七十八十 花盛り
  九十でお迎え 来たならば
  百まで待てと 追い返せ”
とあるのを見たことがある。世の中には元気なお年寄りが多い。
 写真は内裏谷戸公園テニスコート横の雑木林に茂る「センニンソウ(仙人草)」の痩果。この綿毛を仙人のヒゲに見立てているが、ここには仙人が多い。センニンソウはキンポウゲ科センニンソウ属のつる性常緑木本。
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ハクモクレン・3~果実

 コブシの果実と比べると、膨らんだコブの数が少ない「ハクモクレン(白木蓮)」。個体差なのかたまたま見逃しているかはよくわからないが、コブシのように種子がたくさんできている果実は少ないように思う。もう少し観察を続けてみよう。
 さて昨日はコブシの果実を鳥に見立てたが、ハクモクレンの果実もやはり鳥に見える。これはダチョウの頭のようだが、手塚治虫さんのSF漫画 『鳥人体系』 の中にこんな頭の鳥がいた。
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