サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチングPart3。写真はクリックで大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part3
タヌキマメ・1~ニュータウン
多摩ニュータウンで静かに生活していた狸たちに人間社会の開発の嵐が押し寄せ、これに狸たちが抵抗して、人間を懲らしめる。ご存知、スタジオジブリ制作の 『平成狸合戦ぽんぽこ』 で、映画は平成6年に公開された。多摩ニュータウンは東京都の八王子市、町田市、多摩市、稲城市にまたがる多摩丘陵に企画・開発された日本最大のニュータウンで、昭和40年に計画され、以降、大規模な開発が進められていった。当時、ニュータウンに入居した世代は今はみな高齢となり、街も “オールドタウン” となって、また新たな再生計画が動き出しつつある。我が街、南大沢は比較的新しい街で、古くからの住民と新たに流入してきた若い世代とが上手く融合していると思う。平成3年に南大沢駅前に東京都立大学(現:首都大学東京)が、移転してきたのも街の活性化に大きく寄与しているのだろう。緑地や公園などを計画的に配置して自然も多く残り、もしかしたら狸たちもこの近くで静かに生活できているのかも知れない。
写真は長池公園で育てられている「タヌキマメ(狸豆)」。マメ科タヌキマメ属の一年草で、毛むくじゃらの萼片や蕾の姿とパッチリ開いた狸顔の花を見れば、見事な命名をしたものだと感心する。多摩ニュータウンの住人としては、この花にとても愛着を感じる。
写真は長池公園で育てられている「タヌキマメ(狸豆)」。マメ科タヌキマメ属の一年草で、毛むくじゃらの萼片や蕾の姿とパッチリ開いた狸顔の花を見れば、見事な命名をしたものだと感心する。多摩ニュータウンの住人としては、この花にとても愛着を感じる。
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