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サワフタギ・2~果実

 蓮生寺公園の林縁に生えている「サワフタギ(沢蓋木)」。葉の下を覗いてみると綺麗な果実ができていた。サワフタギはハイノキ科ハイノキ属の落葉低木で、初夏に白い綿のような綺麗な花を咲かせ、秋に瑠璃色の果実を稔らせる。その枝はカマツカと同じく柔軟であるために、牛の鼻輪にも使われたようだ。カマツカがそのために “ウシコロシ” という名前を付けられているが、サワフタギも「ルリミノウシコロシ(瑠璃実の牛殺し)」という恐ろしげな名前を付けられてしまった。
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ホタルブクロ・4~編み笠

 小山内裏公園の戦車道路脇で編み笠の姿になっていた「ホタルブクロ(蛍袋)」。キキョウ科ホタルブクロ属の多年草で、ここは夏に群生になっていた場所。この編み笠がいくつもできている。以前、長池公園で見つけた “枯れ花” には萼片が残っていたが、今回のものには残っておらず、別のもののように見える。ホオズキの実が微生物によって “網ほおずき” になるが、これもおそらく微生物の仕業だろう。
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